［販売データ］2020年12月のダウンロード販売市場 Cyberpunk 2077 は記録的でした
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました（個人名は原文のままです）。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Cyberpunk 2077 の発売月は、払い戻しにもかかわらずデジタル販売記録を樹立します
SuperData は、12月のデジタル支出が120億ドルと報告しています。
これは、月間総収益において新たな高水準です。
Eric Van Allen Friday 22nd January 2021
デジタルゲーム市場における2020年最後のデータとして、『Cyberpunk 2077』の発売に牽引され、12月には$ 120億と、史上最高の月間総収益を記録しました。
SuperData が発表する、月次の世界規模でのデジタルゲーム販売レポートによると、 12月は前年比15％の成長を遂げました。また、各プラットフォームで全て増加していて
- コンソール 16％
- モバイル 5％
- PC 40％
でした。特に、PC での伸びが顕著です。これは、SuperData によるとですが、CD Projekt Red の最新 RPG の発売によるものです。
『Cyberpunk 2077』は、デジタル収益に基づく大規模な発売月であり、販売数は1,020万本でした。SuperData は、これらの見積もりには返金されたダウンロード版製品は含まれていないと述べています。一方で、データは、返金が「ゲームの総売上に実質的に影響しなかった」ことも示しています。
先月、CD Projekt は、2020年12月20日時点で（パッケージ版を）1300万本以上を販売したと報告しました。
CD Projekt の最新作は、PlayStation 4 と Xbox One での発売状況について精査されました。（それを受けて、）共同創設者の Marcin Iwiński 氏が先週、これらのコンソールでのゲームの状況について（動画を通じて）謝罪し、アップデート、修正、ダウンロード可能なコンテンツに関する公式発表を行いました。
（先月の発売後のことですが、）コンソールの所有者に払い戻し手続きが提供され、ゲームの問題によりソニーは PlayStation Store からゲームを撤回し、CD Projekt は、特に「古いコンソール向けのゲームの状態」について、会社が投資家を欺いたと主張する2件の集団訴訟の被告であることがわかっています。
また、デジタル販売の80％は PC で行われていましたが、『Cyberpunk 2077』は、『Call of Duty: Black Ops ColdWar』と『NBA 2K21』の背後にあるコンソールで依然として3位を獲得しました。
さて、ソーシャルマルチプレイヤゲームも12月に急増し、『Fortnite』は2020年8月以来、PC とコンソールで最高の収益を上げ、2019年8月以降のどの時点よりもプレイヤ数が多くなっています。これは、
- Marvel
- The Mandalorian
- Halo
- God of War
のコスメティックアイテムのバンドルの発売が貢献しています。
『The Grand Theft Auto V』は、オンライン用の「Cayo Perico Heist」の発売のおかげで、これまでで最高の月間デジタル収益を達成し、プレイヤが探索できる新しいオープンワールドエリアを追加しました。
SuperData によると、Nintendo Switch 向けに発売された『Among Us』は320万本を売り上げています。そのプレイヤ数は前月から減少しましたが、このタイトルは（ランキングの）すぐ下の順位にあるゲーム『Roblox』の2.8倍の人気を維持しました。
コンソールでは、『Rocket Lague』が9位に滑り込みました、同時に『Marvel’s Avengers』はその月のトップテン圏外へと降下しています。これは、第2シーズンの発売と新しい「ロケットパス」がその要因である可能性があります。
モバイルでは、『ポケモン GO』が『Free Fire』からトップの座を取り戻しています。また、『Genshin Impact』が順位を少し上げ、『Roblox』は8位に落ちました。
過去記事参照
［Cyberpunk 2077］今後の、コンソールでの修正・アップデートの予定を公開
過去記事参照
［CD Projekt RED］Cyberpunk 2077 をめぐり法廷闘争に直面
［CD Projekt RED］投資家は、企業に対して集団訴訟を起こす可能性があります
モバイルに関しては本当に群雄割拠ですね。
ポケモン、強い。