[2020年上半期]この半年間を振り返る ソニー編
2020年上半期を振り返る
ソニー編
管理人(Yayoi Kisaragi) 2020.7.2
人々とモノの移動、それが現代における経済の定義と言えるかもしれません。
いずれも大規模・大量で。
また、人が多く集まるところには経済が生まれます。古来より。
2020年、新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックはそれらを全て停止させました。世界的にです。
流行初期、この感染症は局所的ではないかと多くの人が考えていたのも事実です。国際的公的機関の歪んだ公式発表もその一因かもしれません。
それゆえに今年の初頭では、通常通りの経済が進行し、また、経済が進行するがゆえに感染の拡大が加速しました。
そうなってから、多岐にわたる経済活動の一時停止が始まり、長期化しました。それは当然、特に都市部に住む人々の生活に甚大な影響を与えます。
世界の主要の国々では次々と大都市がロックダウンしました。
経済活動と生活は表裏一体です。
また、ロックダウンが解除されても、未だかつての経済が戻ってこないのは事実です。感染拡大防止のための対処は、経済を支える企業の中で、また日常生活のあらゆるところで行われています。
さて、ここでは、パンデミックの最中に報じられたソニーに関連したニュースをまとめて見てみましょう。
PAX East へ出展中止
この項目は、この特集の「イベント編」を既に読まれた方には重複になります。
ソニーは、アメリカ国内での感染者数が現在と比べ、さほど増えていない時点で決断を下しました。PAX East への不参加を。
その理由は当然、従業員の健康のため、です。
この表明を機に、他の多くの大手パブリッシャが続きました。
[ソニー]PAX East 2020 への出展をキャンセル
[ソニー]ボストン市長から PAX East 2020 への参加要請
[トピック]PAX East への出展撤退、さらに増加
Play At Home
感染症の拡大を防ぐ最良の方法が「外出しない」ということでした。各国の法律に基づき政府により、不要不急の外出が一時的に禁じられました。
日本では政府の要請により国民ひとりひとりが自主的に。
「Stay Home」
これは世界の常識となりました。
ただ幸い、データの流通は「正常」でした。そのおかげで、上述のリモートワークも可能でした。
そして、PlayStation においては、PSN がこれまで以上にユーザをサポートしました。
「Play at Home」
SIE はこのスーローガンに基づき、公式ブログ「Play At Home」イニシアチブについて、において CEO からの緊急メッセージを発表しました。また、とそれに伴う無償のサービス(およびセール)が提供され、世界の PlayStation ユーザが支援されました。
また、フリープレイの一部は PlayStation Plus の会員以外にも提供されました。
[Sony]EU において PSN のダウンロード速度を制限
[Sony]北米でも PSN のダウンロード速度の制限(EU では実施済み)
[PSN]新型コロナウイルスのパンデミックの危機とユーザへの対応
[PS Plus]4月のフリープレイ追加 アンチャーテッド コレクション・風ノ旅ビト(PS Plus 未加入者も利用可)
[PlayStation Plus]5月のフリープレイに対する海外ユーザの反応
[PlayStation Plus]海外で不評を買う5月のフリープレイタイトル
リモートワーク
在宅ワークとも言います。
前述の理由で可能な限り、多くの業種・企業において家で仕事をするということが政府(機関)により推奨され、実行されました。これは、通勤または職場での感染の可能性を避けるためです。
SIE の各スタジオでもそれは実施されました。
[ソニー]欧州のオフィスの一時閉鎖(COVID-19 によるパンデミック)
[Sony]PlayStation の従業員、4月30日まで在宅勤務(EU および北米)
[ゲーム以外]リモートワークと同僚
その他
上に挙げたニュース以外では、以下のようなものあります。
一番下のソニーグループのニュースだけは、この度のパンデミックの影響でとは直接関係ないものですが。
[Sony]新型コロナウイルスのパンデミック救済・支援活動
[Sony]決算発表の延期を示唆
[Sony]独立系開発会社への支援
[Sony]ソニーグループへ(2021年4月)
補足 新型コロナウイルス(COVID-19)
Google による、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の分布地図と感染者数等のデータはこちらで確認できます。
そもそも経済とは何か、その歴史は、についての解説は割愛させていただきますw
ご容赦願います。