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[ビジネス]Zynga には、記録的な収益・純損失があります

 

GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

Zynga は記録的な収益・純損失を投稿
モバイルおよびソーシャルパブリッシャは、
2021年に記録的な売上と継続的な損失が見込まれると予想


Brendan Sinclair(North American Editor) Wednesday 10th February 2021


 

 2020年は、あらゆる点で Zynga にとって記録的な年でした。

 

 『Words With Friends』のパブリッシャは本日、財務結果を報告し、10年前に公開されて以来、最も大きな損失となったこと、および会社の歴史の中で最高の収益をもたらしたことを明らかにしました。

 

 2020年の Zynga の売上高は$ 19.7億で、2019年から49%増加しました。これは、すでに同社の記録でした。契約(課金)も$ 22.7億(前年比45%増)でした。

 

 しかし、同社は$ 4億2940万の純損失を計上し、Zynga のかつての最悪の年である2011年の$ 4億400万の損失額を上回りました。

 

 これらの記録的な数字の説明の一部は、近年の同社の買収の相次ぐことにあります。

  • Gram Games
  • Small Giant
  • Peak Games
  • Rollic

などの既存の成功したタイトルを持つ企業の買収は、会社のトップラインを強化するのに役立ちましたが、それぞれのタイトルのパフォーマンスは、偶発的対価の連結決算調整を引き起こし、損益を低下させました。

 

 Zynga の CEO である Frank Gibeau 氏が投資家に宛てた書簡で、
「買収は今後も同社の成長戦略の一部であり続けます。私たちの能力を拡大し、私たちの成長を加速させます」
 と述べています。

 

 第4四半期だけでも、収益は$ 6億1,600万(前年比52%増)、契約は$ 6億9,900万(前年比61%増)でした。これらは、

  • 広告収入と契約 $1億1700万
  • 平均モバイル1日アクティブユーザ 3600万人
  • 平均モバイル月間アクティブユーザ 1億3400万人

と同様に、同社の記録でもありました。

 

 買収もこれらの記録に影響を与えましたが、業績を牽引したのは同社の新たな追加だけではありませんでした。Zynga の「永遠のフランチャイズ」である『Words With Friends』も、第4四半期に史上最高の収益と契約を記録しました。

 

 今後、Zynga は(財務上)同様な状況を予測しています。
 Zynga は、2021会計年度全体で、収益がさらに32%増加して$ 26億になり、契約が23%増加して$ 28億になると予想しています。
 一方で、2021年は$ 1億5,000万の赤字で終えると予測しています。これには減価償却費$ 2億2,000万、株式ベースの報酬費用$ 1億8,100万が最も大きな割合を占めることになるようです。

 

訂正: この記事は公開当初、「Zynga の過去最悪の損失年は2014年で、$ 2億2600万の純損失を計上した」と報告しました。実際は、過去最悪の年は2011年で、$ 4億400万の純損失を計上しました。

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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる


 

補足 カタカナ表記


原文カタカナ表記
Frank Gibeau フランク・ジボー


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補足 Words With Friends

Words With Friends 2 – Word Game Official Trailer on Google Play(2017/12/11)


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補足 減価償却費

 固定資産の価値の減少を、決算期毎に一定の方法を用いて費用として算入します。ただし、土地は固定資産に含まれません。

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管理人からひとこと

モバイル事業はどこも強大です。得も損もまた。
特に買収が絡むと。


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