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[ソニー]クロスファイア映画化 Tencent と共同制作

 

gamesindustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

ソニー・ピクチャーズと Tencent がクロスファイア映画で提携
Smilegate の大成功を収めたシューティングゲームをベースにした映画は、
ソニック・ザ・ムービーとワイルド・スピードのプロデューサが担当します。


James Batchelor( UK Editor ) Thursday 13th February 2020




 

 『クロスファイア』は、次に映画化される大ヒットビデオゲームです。

 

 Variety によると、ソニー・ピクチャーズと韓国のゲーム会社 Smilegate との間で、人気のマルチプレイヤシューティングゲームをベースにした映画を制作する契約が締結されたと報告されています。

 

 この映画は、映画プロデューサの Neal H. Moritz 氏の制作会社 Original Film レーベルを通じて制作される映画ですが、Tencent Pictures は、共同融資と共同制作を行います。

 

 『クロスファイア』は、欧米ではそれほどよくは知られていませんが、アジアでは最大のマルチプレイヤゲームの1つであり、登録ユーザは10億人、最大同時接続数は600万人を記録しています。

 

 2007年の発売当初は、PC で発売されました。(現在では)特に Tencent が扱う中国で人気があります。

 

 『クロスファイア』の映画がいつ公開されるかについては、何も発表されていません。
 ソニー・ピクチャーズは現在、姉妹会社のプレイステーション・プロダクションとともに『アンチャーテッド』の映画制作に取り組んでいますが、こちらの公開は未定です。

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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 クロスファイア(Crossfire)

 Smilegate Entertainment 開発。オンラインマルチプレイヤの FPS。
 2007年リリースされ、現在ではアジア圏と北米、EU でサービスを提供されてます。
 日本では、2008年5月1日には正式サービスが始まり、2018年3月31日にサービスが終了しました。
 また、イランでは2019年3月16日にサービスを開始しましたが、米国の制裁措置により閉鎖されました(2019年5月7日)。
 2018年時点での累計収益は$ 108億。

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補足 Variety(バラエティ)

 1905年創刊された大衆紙。創刊当初は劇場とショービジネスに関する週刊新聞でした。
 1933年には、ロサンゼルスに拠点を置く Daily Variety を追加して、映画産業に関する報道を始めました。
 現在、Variety.com では、最新のエンターテイメントニュース、レビュー、興行成績、カバーストーリィ、ビデオ、フォトギャラリーなどに加えて、クレジットデータベース、制作チャート、カレンダーなどが閲覧できます。また、アーカイブコンテンツは創刊当初にまで遡れる膨大なデータベースとなっています。

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補足 Smilegate(スマイルゲート)

 韓国のゲームパブリッシャ。自社で開発も行なっています。
 2002年6月設立。パンキョウ(韓国)に拠点を置きます。
 子会社多数。

  • Smilegate Holdings(HQ)
  • Smilegate Worldwide
  • Smilegate Entertainment
  • Smilegate Megalab
  • Smilegate RPG
  • Smilegate Megaport
  • Smilegate Investment
  • Smilegate Stove

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Neal H. Moritz(ニール・H・モーリッツ)

 映画プロデューサ。1959年6月6日生まれ。ロサンゼルス(合衆国カリフォルニア州)出身。プロデューサとして手がけた作品は映画・テレビドラマを含めて70を超えます。
 初の映画作品は『ジュース』(1992年、パラマウント映画配給)。青春バイオレンス映画です。
 Moritz 氏が手がけた最も有名な映画はワイルド・スピード(Fast and the Furious)シリーズです。なお、『ワイルド・スピード MAX』以降は、共同プロデューサがいます。また、スピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』には直接関わっていません。
 『プリズンブレイク・ファイナルブレイク』プロデューサでもあります。
 直近の公開された作品は、『ソニック・ザ・ムービー』。

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補足 Original Film

 この映画制作会社は、1997年、Neal H. Moritz 氏に設立されました。
 テレビ作品も手がけていて、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとも取引(契約)があります。
 2019年に公開された作品は、『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』『エスケープ・ルーム』があります。

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補足 制作発表

 最初の制作発表自体は2015年10月に行われています。

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補足 Tencent Pictures(テンセント・ピクチャーズ)

 Tencent が2015年に立ち上げた、 制作会社。いわゆる版権作品(漫画、ゲーム、アニメなど)の映像化を行なっています。

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補足 Tencen(テンセント)

 中国に拠点を置く複合企業(コングロマリット)。1998年11月11日に設立されました。
 SNSをはじめとする、インターネットサービス、エンターテイメント、人工知能と技術など、幅広い業務を行なっています。
 従業員数は30,000人を超えています。
 2108年時点で、総資産が723億521万(人民元)、営業利益は約97億(人民元)。
 膨大な数の子会社を抱えていますが、同時に、世界で最も活発な投資会社の1つであり、600を超える企業に出資しています。

 Tencent の創業当初における、最も注目すべき製品はるインスタントメッセージングプラットフォームである「Tencent QQ」です。1999年2月にリリースされました。2010年12月31日の時点では、約6億アクティブユーザがいました。

 Tencent がゲームビジネスに参入したのは、2004年ごろ。ただ、2007〜2008年頃には、ゲームのライセンスを取得することに重きを置きました。結果、国内で提供するタイトルは急速に増えました。
 また、『クロスファイア』に関しては、サービス開始当初は Smilegate と契約し、ローカライズしていましたが、現在では、中国国内では、Tencent 独自のゲームになっています。
 近年では、『PUBG』の中国ローカライズを行い(開発会社 Bluehole の大株主でもあります)、中国当局と協力してチート対策(不正なプレイヤを見つけ、当局が逮捕)を行いました。
 2013年ごろから積極的に、日本の大手ゲームパブリッシャと提携をおこなってます。

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管理人からひとこと

アンチャーテッド、はよ。


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