［ビジネス］大手プラットフォームからのインディゲームへの資金提供が枯渇傾向
Push Square の記事を翻訳いたしました（個人名は原文のままです）。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
小規模開発会社の苦悩
「ゴールドラッシュは終わった」
Stephen Tailby 2024.3.29 Fri 16:15
Epic や Microsoft のような大企業の豊かなポケットが空になり始めているようで、一部の小規模スタジオは窮地に追い込まれています。 Game Pass での独占権や利用可能性と引き換えに資金を提供した後、多くのインディ開発会社はプロジェクトの資金調達としてこれらの取引に依存するようになりました。しかし、これらの取引はロックダウンすることが難しくなり、以前よりも価値が下がっているようです。
GDC でのインタビューで、『Slay the Spire』を手がけたスタジオ Mega Crit の共同創設者、Casey Yano 氏は、同じ話を何度も聞いたと語りました。
「GDC 期間中に、（従業員）35人以下のような少なくとも5つの小規模チームと話をしましたが、彼らは次のようなものでした。削減、削減、削減、資金調達が途絶え、1年間続いていた交渉が不意になりました」
と、同氏は語りました。
「それはひどいことのように聞こえます。私たちは自己資金で賄えることに間違いなく非常に恵まれています。そうでなければ今、とても、とても、とても目も当てられない状況でしょう」
『Darkest Dungeon』の開発チームである Red Hook Studios の共同創設者である Chris Bourassa 氏は、タイトルを Game Pass に提供するという Microsoft の契約は「範囲が狭まった」と指摘し、これは Epic と Epic Games Store についても同様の話であると指摘しました。
これまでは、こうした取引により、一部のチームはゲームが発売される前に損益分岐点に達することができ、たとえ売上が予想を下回ったとしても、大きな安心感が得られました。現在、（消費者の）財布のひもが固くなっているため、これはますます信頼性の低いセーフティネットになりつつあります。
驚くべきことではないにしても、残念な状況です。
Game Pass を見ると、常に初日発売が推奨されており、Microsoft の底なしの資金は、パッケージの一部であることを保証するために数え切れないほどの小規模なタイトルに資金提供しています。しかし、加入者数が頭打ちになり成長が鈍化する中、責任者である Phil 氏がここでもう少し保守的にならざるを得なくなっても不思議ではありません。
これは Sony と PS Plus にも当てはまると想定する必要があります。これは、Extra カタログに掲載するためにさまざまなチームに取引を提供するためです。まれに初日発売の例もいくつかありますが、Game Pass のこの特典を大幅に回避するというプラットフォーム保有者の決定は、結局のところ長期的には賢明な戦略であることが判明するかもしれません。
度々書いていますが、持続可能なゲーム業界を望みます。
でなければ、多様性と真の創造性はこの業界から失われてしまいます。