[議論]正しいライブサービスのあり方とは?
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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「ライブサービス」は、
未完成のゲームを起動する口実になっていますか?
修正は後ほど
Robert Ramsey 2023.8.18 Fri 16:30
「ライブサービス」という言葉は、これまで以上に意見の分かれるところになっているように感じます。
Sony が『Fairgame$』のようなタイトルで独自の現金収集機を求めて時流に乗っているようですが、ライブサービス・モデルは、ここ Web 上で絶えず厳しい目にさらされています。そして、これらのゲームのいずれかが失敗したとき、みなさん、それについて聞いていますか?『Fortnite』や『原神』のようなレベルのヒットを達成することは非常に困難ですが、ライブサービス・ゲームが本当に成功すると、業界全体に衝撃が伝わることも疑いの余地はありません。
ただし、多くの場合、この種のサービスは、開始直後であろうと、その後であろうと、挑戦は苦戦する可能性があります。
最近の例としては『Diablo 4』があります。このゲームは、核となるキャンペーンを通して確かに楽しいものでしたが、発売後は批判にさらされました。プレイヤが追求すべき明確で魅力的な最終目標が存在せず、単に未完成の状態で発売されただけだと主張する人もいるでしょう。そこで私たちは、このビジネスモデルがゲームを未完成、少なくとも洗練されていない状態で起動する言い訳になっているのではないかと疑問に思います。
年々よく見かける光景になってきた気がします。期待されていたゲームは疑わしい状態で発売されますが、開発会社はパッチやシーズン・アップデートによって状況が改善されることをすぐに約束します。そして場合によっては、そのサイクルが決して終わることがないようです。
『Destiny 2』が思い浮かびます。このゲームは必ずしも未完成ではありませんが、ファンが望むものと与えられるものとの間の終わりのない綱引きに陥っています。
それがこのビジネスモデルのポイントであると言えるでしょう。ゲームは決して終わるべきではありません。まあ、サーバが最終的に閉鎖されてプレイできなくなるまでは。私たちが言わんとすることはご理解いただけるでしょう。
興味深い話題ですね。そこで、ライブサービス・ゲームについてのご意見をお聞きしたいと考えています。このモデルは本当に未完成のゲームを隠すために使用されているのでしょうか? いずれにしても更新される場合、それは悪いことですか?
アンケートで意見を述べてから、以下のコメント記入欄であなたの立場を説明してください。
蛇足 後記
この種のゲームの形態は、プレイされること自体が、開発側にとっての「市場調査」になっています。母数が大きければ大きいほど、分析しやすいのです。その顕著な形が PC ではおなじみの「早期アクセス」です。最終的に製品化されると言う前提で、長期にわたり無料で公開し、その間有志によるテストが行えます。
一方、バトルパスやコスメティックへの支出は、完全に個人の価値観に依存します。ゲームの外観を変更するデータを購入することで、ゲーム自体を楽しむ人もいれば、
一切気にも留めない場合があります。
なお、最近サービス終了が発表されたバンダイナムコのゲームは問題外です。企業の収益のみを重んじて、IP のファンからの支出をより多くしようと画策したにすぎませんでした。開発側は何か努力をしましたか?それでも、「2度目は成功する」と甘く考えているでしょうか?
通信技術やサーバの性能の向上が今後も続けば、
ライブサービスはさらに増える可能性が高いと思われます。