［CD Projekt Red］待望の作品が発売されましたが、株価に影響を与えています
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました（個人名は原文のままです）。
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CD Projekt Red の株価は、Cyber punk 2077 の発売に向けて29％下落
昨日待望のゲームがついに発売された後、株価は7.8％も下落
James Batchelor(UK Editor) Friday 11th December 2020
『Cyberpunk 2077』の開発会社である CD Projekt Red は、待望の SFRPG のリリースにもかかわらず、株価が急落しました。
株式は、執筆時点で、12月4日の1株あたり PLN 443 から PLN 313.9 に、29％下落しました。
この減少は、ソーシャルメディアを介して広まっているバグや不具合に関する苦情が部分的に起因している可能性があります。
レビューが出てから株価も下がったようで、評価の最初の波が『Cyberpunk 2077』に 91 の Metacritic スコアを与えたことを考えると、このゲームへの期待は非常に高かったことを示唆しています。
発売自体でさえ会社の株価を上げることはできず、株価は12月10日の間に PLN 390.6 から PLN 362 に7.3％下落しています。ある時点では、PLN 360（7.8％の下落）がありました。
それは、CD Projekt の投資家向け広報 Twitter が、ゲームが800万本予約注文されたことを明らかにしたにもかかわらずです。比較のために、『The Witcher 3』は発売前に150万を達成しただけでした。
これらの予約注文の半分以上は PC 向けであり、これはプラットフォーム史上最大の発売となりました。このゲームはまた、Steam で100万人の同時ユーザを獲得し、シングルプレイヤゲームにおける記録を更新しました。
さらに振り返ると、CD Projekt Redは、
- 時価総額： PLN 425億
- 株価： PLN 460.8
であった8月の過去最高のピークから31％下落しています。これは、The Witcher をベースにした AR モバイルゲーム（『ポケモン Go』のようなスタイル）の発表に続きました。
当時、これにより CD Projekt Red が Ubisoft を（時価総額で）上回っていました。ただ、私たちの分析では、ポーランドの開発会社が『Cyberpunk 2077』にどれほど依存しているかを調査しました。
同社は、このピークに続く2ヵ月ですでに25％の減少に見舞われました。
これは、強制的なクランチ（追加の開発作業）とゲームのさらに別の延期の報告もあり、『Cyberpunk 2077』を最終的な発売日である12月10日に押しました。
Bloomberg は、ゲームは最初の2週間で『Red Dead Redemption 2』（Rockstar）の1700万本の売り上げに匹敵すると予測しています。これは、新旧のコンソールで利用できるゲームであるということに加えて、Stadia などのストリーミングサービスでもこのタイトルを利用できるためです。
だとすれば、新記録を打ち立てることになります。
その分析によると、『Cyberpunk 2077』は、2970万本のプロジェクトで、史上10番目に売れたゲームになる可能性があり、その前身である『The Witcher 3』の2800万本に取って代わります。
補足 PLN（złoty）
ポーランドの通貨単位。カタカナ表記では、ズウォティ。
英語では、polish new で、この頭文字です。
この記事作成時では、1PLN = 約28円。よって、約1,2400円となります。
過去記事参照
［Cyberpunk 2077］各メディアによるレビューのまとめ
過去記事参照
［Cyberpunk 2077］驚異的な数字を記録
過去記事参照
［トピック］CD Projekt の企業価値
パッチと予定されるオンラインサービスで、回復のチャンスはあります。
開発現場は、まだ道半ばですね。健闘を祈ります。健康もです。