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[トピック]PS5 と Xbox Series X のゲーム価格が引き上げられる可能性(IDG より)

 

GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

IDG: 他のパブリッシャは
PS5 と Xbox Series X のゲーム価格の引き上げを検討しています

ゲームの価格は横ばいであるが、開発コストは200%から300%の間で増加


Christopher Dring(Publisher) Thursday 2nd July 2020



 

 他のゲームパブリッシャは、PS5 および Xbox Series X のゲームの価格を引き上げることを検討していると、ゲームリサーチ会社の IDG コンサルティングは述べています。

 

 『NBA 2K21』の価格は次世代コンソールでは$ 69.99で、現行機用のソフトの価格よりも$ 10高いというニュースに続いています。

 

 GamesIndustry.biz の取材に対し、同社の社長兼 CEO である大崎義雄氏は、ゲームの価格は2005年以来横ばいであるのに対し、テレビや映画の価格は大幅に上昇していると語っています。

 

「次世代の起動ソフトウェアの価格が最後に上がったのは2005年と2006年で、Xbox 360 および PS3 世代の開始時に$ 49.99から$ 59.99になりました」
 と彼は言います。

 

「その間、他の関連業種のコストと価格は上昇しました」

 

 大崎氏によると、次世代コンソールゲームの制作コストは、IP、スタジオ、ジャンルに応じて200%から300%増加しましたが、価格は$ 59.99のままです。
 一方(他の業界では)、映画のチケット価格は39%上昇し、Netflix の月額料金(サブスクリプション価格)は100%上昇し、ケーブルテレビ契約料は105%上昇しています。

 

「次世代の(ゲームの)価格が$ 69.99に上昇したとしても、2005年から2020年にかけての次世代の価格の上昇はわずか17%であり、他の比較よりもはるかに低いです。
 開発と発売(販売)のコストは上昇しましたが、エンターテインメント分野も大幅に上昇し、次世代ソフトウェアの価格にはこれらの増加は反映されていません。$ 59.99から$ 69.99への上昇は、これらの他のコスト(主に開発費)の増加分さえ完全にはカバーしていませんが、より適切な方向に動いています」

 

 彼は続けます。
「IDG はすべての主要なゲームパブリッシャと連携しており、私たちのチャネルチェックは他のパブリッシャも上記と同じ理由で特定のフランチャイズ で次世代の価格設定を引き上げようとしていることを示しています」

 

「すべてのゲームが次世代の$ 69.99という価格に設定される必要があるわけではありませんが、少なくとも、『NBA 2K』などの主力 AAA は、他のタイトルよりもこの価格設定に値します」

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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 IDG(International Data Group)


 1964年創業。フレイミングハム (合衆国マサチューセッツ州)に拠点を置きます。
 業種としては、メディア、イベント、調査会社で、対象は主に、テクノロジィ業界です。 147か国でテクノロジィ企業のの意思決定者および愛好家にサービスを提供しています。
 また、子会社には、IDC(International Data Corporation)があります。

 なお、2017年3月、China Oceanwide Holdings Group により買収されました(IDC を含む)。

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過去記事参照


[NBA 2K21]次世代機用の価格は$ 10上がります

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管理人からひとこと

やむなし。というか、今までよく値上げしなかったものだと。
PS Now もですが、Google Stadia をはじめとするクラウドサービスの今後はどうでしょう。
まあ、「流通」のコストはゼロですが。


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