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[The Last of Us]全ストーリィ解説 冬(6/8)

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

特集: The Last of Us  全編まとめ
ジョエルとエリーのこれまでの話


Stephen Tailby Sun 2020.5.17 11:00


まだ、目次をご覧になってない方は、先にそちらをどうぞ。

 


 時間が流れます。
 エリーはこの時点で、重傷を負ったジョエルの世話をしています。彼女は雪に覆われた森の中で食べ物を探します。弓と矢でウサギを狩った後、エリーは鹿を見つけ矢を射ます。しかし、手負いの鹿は木々の間を走りぬけ、見知らぬ集落へと逃げてゆきます。
 血の跡の辿ったエリーは、死んだ鹿を発見します。そこへ人の気配が。
 現れた男達は、デビッドとジェームズだと名乗ります。彼らは住人たちのために食料を探していて、鹿を必要としています。デビッドは取引を申し出て、エリーは薬を求めます。ジェームズだけが薬を取りに集落に戻ってゆきます。それを待つ間、デビッドは寒さをしのぐため倉庫のような建物の中への移動を促し、そこで火を起こします。
 エリーはまだ見知らぬ男に対して警戒しています。
 そこへ感染者の一群が出現し、生き残るために二人で協力し、交戦します。

 

 感染者を一掃し、危機を脱した後、再び暖をとります。
 そこで、デビッドがある話を始めます。彼の部下のグループが「女の子と一緒に旅をしている狂気の男」によって殺されたと。間違いなく恨みを持つデビッドですが、約束通り鹿と薬を交換してくれます。
 彼女はすぐさま馬とともに逃げ去ります。

 

 ジョエルの元に戻ったエリーは、彼に抗生物質を与えます。後に、エリーは外で何人かの男性に耳を傾けます。彼らは彼女を追跡し、彼女を探しています。
 あとをつけられていたと悟ります。
 エリー根城を飛び出し、集団を引きつけます。しかし、彼女は追いつかれ、馬が撃たれてしまいます。それでもなお抗おうとしますが、結局、デビッドによって捕らえられます。

 

 独房で目を覚ますエリー。
 格子の向こうでは、人間を屠殺している誰かがいます。デビッドはエリーに食べ物を差し出し、それがシカの肉であることを保証します。また、彼は人食いであることを自白します。そして、エリーに彼女が彼の部下たちの信頼を得ることができれば、彼女の命を助けることができると言います。
 しかし、エリーはデビッドの隙をついて彼の腕を掴み、指を折ります。デビッドは怒り、彼女を殺すと脅迫してきます。

 

 一方、ジョエルは目を覚ますと、エリーが行方不明になっていることに気づきました。
 体は完全には回復していませんが、彼は立ち上がって彼女を探し始めます。住処から出てすぐ、潜んでいたデビットの部下に遭遇します。彼はそのうちの二人を捕らえ、エリーの居場所について尋問します。ジョエルは彼らに拷問を行いますが、一人を殺してしまいます。最終的に、もう一方の男がエリーについて口を割ります。
 そして、ジョエルはもう一人も当然始末します。

 

 再び独房。
 エリーは引きずり出され、テーブルに押し付けられます。
 危機を察した彼女はデビッドに感染していると叫び、右腕を見せます。ジェームズがうろたえた隙を見ると、エリーはナタで彼を仕留め、逃げ出します。吹雪の中、見知らぬ場所からジョエルの元に戻ろうとします。一方、ジョエルもエリーを求めてハンターの居住地に近づいてきます。
 エリーはレストランでデビッドに追いつかれます。デビッドは自らその場に火を放ち、お互いを狩り合います。最終的に、エリーは彼が手放したナタをつかんで、残忍に決着をつけます。
 デビッドの部下から聞き出した場所に着くジョエル。
 そこで、異状を察したジョエルは燃え盛る建物に近づき、ついに彼女を見つけ出します。そして、再び二人でファイアフライを目指します。

 

次の「春」(7/8)を読む


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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 鹿

 なかなか狩れなかった人は正直に挙手をw

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補足 殺された

 心臓が止まりそうになる演出です。
 この後に、デビッドをあたらめて見ると、静かな狂気と狡猾さを秘めた風貌と言えるでしょう。一瞬、グラフィックを差し替えてあるのかと疑いました。
 「旅の始まり」の解説のところで、ビルを「パラノイア」と紹介していますが、デビッドの方がよほどです。

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補足 狩り合い

 いわゆる「ハイドアンドシーク(かくれんぼ)」です。
 床に散らばった割れた食器の破片で、わざと音を立てて相手の背後を取る、ステルスバトルです。

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管理人からひとこと

「冬の表現」が、厳しくも美しく、印象的な章です。
また、プレイヤが劣勢で、悲壮感が漂います。


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