[The Last of Us]実写ドラマ化
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
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The Last of Us は、HBO シリーズで実写化
チェルノブイリ のクリエイタ、Craig Mazin
及び、エグゼクティブプロデューサとして Neil Druckmann が乗船
Rebekah Valentine( Staff Writer ) Thursday 5th March 2020
ソニーの『The Last of Us』は、テレビシリーズ実写化される最新のゲーミング IP です。
Hollywood Reporter は、Sony Picture Televisionと PlayStation Productions のコラボレーションにより、HBO 向けのショーが制作されていると報じています。
『The Last of Us』の脚本家・クリエイティブディレクタの Neil Druckmann 氏は、Craig Mazin 氏(HBO の『チェルノブイリ』のプロデューサ)とともに、新しいシリーズのエグゼクティブプロデューサとして仕事をします。
また、 Carolyn Strauss 氏(『チェルノブイリ』、『ゲーム・オブ・スローンズ』のエグゼクティブプロデューサ)と、Naughty Dog の Evan Wells 社長も参加します。
これは PlayStation Productions の最初のテレビシリーズですが、Sony Pictures の共同社長 Chris Parnell 氏は、『The Last of Us』は2つのスタジオが共同で作成する「多くの(映像作品の)最初の」ものになると述べました。
「最初に、Craig と話をするために席に着いた時から、私は彼の物語へのアプローチと彼の愛と『The Last of Us』への深い理解に感銘を受けました」
と Druckmann 氏は言っています。
「『チェルノブイリ』で、Craig と HBO は緊張した、悲惨な、感情的な傑作を生み出しました。『The Last of Us』の物語を、テレビ番組として再生するためのより良いパートナは他に考えられませんでした」
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Carolyn Strauss | キャロライン・シュトラス (キャロリン・シュトラス) |
|
Naughty Dog | ノーティドッグ | |
Evan Wells | エヴァン・ウェルズ | |
Chris Parnell | クリス・パーネル |
補足 HBO
アメリカのケーブルテレビ局。1972年11月8日開局。
正式には、Home Box Office(ホームボックスオフィス)。
2018年2月現在、米国で500万人を超える加入者を抱えていて、米国内では第2位です。また、151カ国にコンテンツを配信していて、全世界では約1億4000万人の加入者がいます。
また、Apple TV、Amazon ビデオ、Hulu、AT&T、などのストリーミングメィアにもコンテンツを提供しています。
親会社は、WarnerMedia Entertainment(ワーナー・エンターテイメント)。
WarnerMedia Entertainment は WarnerMedia の一部門です。
さらに正確に言うと、WarnerMedia は、2018年6月14日、AT&T によって買収契約が完了しました。買収額は、$ 850億でした。
よって、HBO の根本的な親会社は、AT&T ということになります。
Neil Druckmann(ニール・ドラックマン)
NaughtyDog(ノーティドッグ)の副社長。また、クリエイティブディレクタ、脚本、プログラマーでもあります。
現在『The Last of Us part II』を担当。
さらに詳しくは、こちらの記事の補足で。
[The Last of Us]ソニー社内のボードゲーム風ルーム
Craig Mazin(クレイグ・マジン)
脚本家、映画プロデューサ。
脚本家としての初めての仕事は、1997年のコメディ映画『RocketMan』です。
テレビドラマ『チェルノブイリ』では、制作・脚本を担当。その脚本は非常に多くの評論家から絶賛されました。
現時点では、映画『ボーダーランズ』(公開日未定)の脚本家としてもクレジットされています。
補足 チェルノブイリ(Chernobyl)
『チェルノブイリ』は、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故をテーマとしたテレビドラマ(全5回)です。
2019年5月6日から6月3日まで、HBO により制作・放送されました。
英語圏では、映像作品に対する様々な賞選考の多数の部門にノミネートされ、非常に多くの賞を獲得しました。
また、総視聴者数(米・英)は、1話あたり 180 – 200 万人です。割合では、英国視聴者が50%を少し上回ります。
日本語版公式サイトはこちら
日本語版の放送は期待してもいいと思われます。思われます。たぶん。
字幕のみでもいいです。ええ。