[トピック]クリエータ今泉健一郎氏、退社[コジマプロダクション]
PushSqare の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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コジマプロダクションの今泉健一郎が退任
ベテランの男
Sammy Barker 11.27.2019 2:45am
「コジマプロダクション」は設立から4年。『デス・ストランディング』はめでたくリリースされ、高い評価を得ています。
こちらの所属クリエータであり、重要な人物である今泉健一郎氏(写真左端)がプロダクションを去りました。
彼は、小島秀夫氏が新しい独立スタジオ「コジマプロダクション」を立ち上げた際の共同設立者です。また、それ以前は「小島プロダクション」(コナミ)で小島氏とともに『メタルギア』の仕事をしていたベテランです。また、最近では PlayStation 4 専用の『デス・ストランディング』でのすべての制作を監督しました。
今泉氏の辞任の理由についての確証はありません。
ただ、ゲーム情報サイトVGCの情報筋は、スタジオの他のディレクタの1人との意見の相違があると主張しています。もちろん、これはすべて推測であり、長きに渡りプロダクションを支え、大きな役割を果たした彼は、単に「新しい風景」を見たいだけかもしれません。
ただ、彼は小島氏の最近のワールドツアーを欠席していたようです(裏は取れていませんが、『デス・ストランディング』発売前後のプロモーションです)。
補足 2つのプロダクション
『デス・ストランディング』を開発した「コジマプロダクション」。その前身にあたるのが「小島プロダクション」です。代表を務めるのは、どちらもゲームクリエータの小島秀夫氏です。
さて、小島秀夫氏がコナミ(後のコナミホールディングス)神戸本社開発5部の部長に就任したのは、1993年のことです。
1996年8月には、その開発5部が独立し「コナミコンピュータエンタテインメントジャパン」を設立します。
1998年、『メタルギアソリッド』(PS)が発売されます。大ヒットを収め、以後、多くのシリーズ作品が制作されました。
2005年4月、コナミコンピュータエンタテインメントジャパンがコナミに吸収され、翌月、「小島プロダクション」が発足します。
2015年3月、コナミの制作体制は社内プロダクション制作から本部制へ再編されました。
その年の12月15日、小島秀夫氏は氏はコナミを退社。翌日には「コジマプロダクション」(KOJIMA PRODUCTIONS Co., Ltd.)の設立を発表しました。
貴重な人材。引き続きゲーム業界に関わってはいただきたいですが、
ひとまず、お疲れ様でした。