［The Day Before］開発会社のかなり杜撰な内情
Push Square の記事を翻訳いたしました（個人名は原文のままです）。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
スタジオは混沌とした状況があったと、関係者が告白
少なくとも MMO ではない
Khayl Adam 2023.12.15 Fri 5:00
『The Day Before』の悪名は、さらに急速に高まりました。
PS5 への登場も予定されていた本作ですが、先週、Steam の早期アクセスにおいてひどい状態で発売されました。そして、プレイヤたちはそれが約束された製品に漠然としか似ていないことにすぐに気づきました。
数日後、スタジオの所有者である Gotovtsev という兄弟がそれについて謝罪を表明。が、今度は間を置かず、彼らは開発会社の解散を発表し、即座に現実のものとなりました。
DualShockers と匿名で話していますが (Eurogamer のおかげです) 、Fntastic の元開発者は、スタジオのやや混乱した状況について次のように述べています。
「なぜこれを MMO と呼んだのか、チームの誰も知りません。それは常に協力プレイの仕組みを備えた三人称シューティングゲームでした。 RPG メカニックは1つも実装されていません。スキルはアイデアであり、プロトタイプの段階にありましたが、それ以上のものはありません」
この情報筋は、過去2年間はそうだったと述べています。
「最初から、サーバの人数は100人未満であるという考えでした。それは MMO ではありません。仲間や急襲はなく、閉鎖されたハブでした」
開発チームと Fntastic 創設者の Eduard Gotovtsev、Aisen Gotovtsev 両氏との間のコミュニケーションはほとんどなく、彼らは「ゲームプレイとデザインのあらゆる決定を行いました」。そして、（その内容に）反対する従業員を脅迫さえしました。問題はまだあります。
「兄弟たちは、人々が何を望んでいるのかについて私たちよりもよく知っていると考えたため、多くの愚かなアイデアが実装され、削除され、再実装されました。そのせいで膨大な時間と労力が無駄になりました」
財務面では、この情報筋は、Steam で約20万本が販売され、9万本以上が払い戻されたことを示唆する Reddit ユーザからの報告を確認しました。プレイ時間に関係なく、ゲームを購入した人は誰でも払い戻しを受ける権利があります。これらすべてに対する Fntastic の公式対応は？
「これは私たちにとって初めての大きな経験でした。とんでもない事態です」
Yahoo Gaming SEA は素晴らしいレポートを作成し、シンガポールに拠点を置く開発会社のスタジオを訪問しました。そこは、仮想オフィススペースの物理的住所として使用される「共用の場」としての Fntastic であることが判明したのです。
なお、財務調査結果を調べたところ、同スタジオは昨年 340万シンガポールドル(SD) の収益を上げ、税金と経費を支払った後の手元には 84万SD が残っていたことが判明しました。両兄弟にはそれぞれ 20万SD が支払われ、さらに 30万8,000SD が旅費に使われ、同国を拠点とする従業員には給与が支払われていないようです。
関係者は、CEO たちが件のゲームの販売から「幾ばくかの利益を得ていたとは思わなかった」と述べています。事件全体が奇妙であり、巧妙な欺瞞には労力を費やす価値があったのだろうか、という疑問が湧いてきます。
Fntastic の CEO による『The Day Before』での明らかな策略についてどう思いますか?
以下のコメント記入欄で結論を見つけてください。
あまりにひどい話です。従業員の方々の心労は大きく . . . 。
ゲーム業界でこのようなことが起こるのは全く悲しいことです。