[ビジネス]セガのクリエイティブ・ディレクタに対して、ヘッドハンティングを行なう中国企業
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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龍が如くのクリエイタである名越稔洋氏は、
岐路に立っているようです
中国企業の NetEase が、ヘッドハンティングを仕掛ける
Mon 2021.8.30 12:00
日焼けした業界のアイコンであるセガの名越稔洋氏は、中国の企業 NetEase によってかすめ取られようとしています。日本のパブリッシャでの32年間のキャリアの後、龍が如くの生みの親は巨人に加わるための「最終交渉」中である、と Bloomberg が報告しています。
名越氏は、自分のチームを結成する自由を与えられ、そこで新しいゲームやフランチャイズを作成すると推測されています。
Tencent や NetEase のような中国企業は、規制が国内のビデオゲーム業界の成長を鈍化させているため、国際的な資産を必死にすくい上げようとしています。名越氏がまだ契約を結んでいないのは注目に値しますが、セガで仕事をする彼の時間は終わりに近づいているようです。
今のところ、パブリッシャは「個々の従業員の雇用状況」についてコメントすることを拒否しました。
詳しい情報を待つ必要があります。ただ、名越氏が最終的に動き出したとしても、彼は、龍が如くと同様のスタイルでゲームを作り続けると考えて間違いないでしょう。
近年、このベテランは、セガの最高クリエイティブ責任者として働き、すべての製品を監督しています。ただ、今年初めにクリエイティブディレクタに職務を切り替えていました。
補足 最高クリエイティブ責任者
2015年4月1日に実施されたセガグループ再編に伴い、
- 株式会社セガゲームス 取締役兼開発統括本部統括本部長
- 株式会社セガ・インタラクティブ 取締役CPO兼開発生産統括本部統括本部長
に就任(研究開発部門を統括)。
その後、2020年4月1日、取締役CCOに降格。
2021年4月1日からは、クリエイティブ・ディレクタを勤めています。
実現したとしても、特に驚きはありません。
制作環境だけを考えれば、おそらく、セガよりも恵まれるのではないかと。
NetEase としては、開発の原動力を「よそから持ってくる」方が安全なのでしょう。
まあ、人材育成も行われてはいるでしょうが、すぐに結果が出るものでなく。