[Returnal]開発会社 Housemarque が、今後目指すところ
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
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それが単なる「Resogun のスタジオ」以上のものであることを証明するための
Returnal チーム
「より大きなタイプの体験」を作りたい
Liam Croft Sat 2021.5.22 10:30
フィンランドの開発会社 Housemarque は、『Returnal』を通じて大規模なゲームを作成できることをすでに証明していると思いますが、チームは完全には同意していないようです。
マーケティングディレクタの Mikael Haveri 氏は、Selene のデビュー作と同じように、より大きなタイトルを作成し続けることで、スタジオが単なる「Resogun スタジオ」であるという考えを取り除きたいと主張しています。彼によると、チームは過去に作成したアーケードゲーム(Dead Nation、Nex Machina、Matterfall)をずっと気に入っていますが、今は確かに、大きくなるのに適切な時期のようです。
Game Reactor からの引用は以下の通りです。
「はい、私たちは以前に二つのプロジェクトに取り組んできて、そして今、『Returnal』がもちろん唯一のプロジェクトです。私たちが将来的に、1つまたは2つのプロジェクトを続行するかどうかを言うのは難しいです。
しかし、『Returnal』で自分たちを確立できるようになったという考えは、私たちが作りたいタイトルの将来のタイプを定義することになるでしょう。私たちが単なる 'Resogun のスタジオ’ ではないことを示したいという考えです。あらゆる種類のことを行います。
スタジオの観点からすると、これらのより大きなタイプの体験に行きたいということです」
Mikael Haveri 氏は、Housemarque が過去に制作したより小さなスタイルのタイトルに戻るという考えを完全に排除しているわけではありませんが、今のところ、『Returnal』の裏側で成長したいと考えています。
「今でもアーケードが大好きです。小さなゲームも大好きです。
誰が知っているでしょうか。おそらく26年後には、さらに多くのことを行うでしょう。しかし、それは、私たちがどれだけ成功して自分自身を構築できるかにかかっています。『Returnal』が現在代表しているタイプの体験でもって」
それが起こるかどうかに、『Returnal』の売上が大きな影響を与えます。そして、その点においては、希望と幾分かの心配の両方の理由があります。物理的な製品の売上高の懸念として、PS5 のローグライクタイトルは、英国の販売チャートでスロースタートを切っており、最近では26位という低い順位に転落しています。
ただし、デジタル PS Store ストアの方がうまくいっています。2021年4月の販売チャートでは、『Returnal』は合衆国とカナダ全体で3位、ヨーロッパでは4位になっています。そして、いずれの順位を獲得したのも市場に出てたった1日後のことでした。
Housemarque がその野心を利用してさらに大きなタイトルを作る機会があるかどうかはすぐにはわかりませんが、ソニーのファーストパーティスタジオとしてそうすることができるでしょうか?
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Mikael Haveri | ミカエル・ハヴェリ |
補足 26年後には
Housemarque の設立は1995年です。
ただ、その前身にあたる会社は1993年に誕生しました。フィンランドで初となるビデオゲーム制作会社です。
過去記事参照
[販売データ]英国週間販売チャート(機種混合) 2021年5月15日まで
過去記事参照
[販売データ]PS Store 2021年4月のチャート(北米・ヨーロッパ)
より大き成功と飛躍をお祈り申し上げます。