[PS Store]オーストラリアから$ 350万の罰金(SIE ヨーロッパ)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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PlayStation は、消費者へのデジタル購入の払い戻しを拒否したため、
オーストラリアから$ 350万の罰金を科せられる
オーストラリアの消費者法で定められた権利を破る
Stephen Tailby Fri 2020.6.5 10:00
Sony Interactive Entertainment Europe は、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)が同社に対して「PlayStation Store が顧客の誤解を招く」と起訴した後、$ 350万の罰金を科されました。
オーストラリア連邦裁判所は、
「ウェブサイトでの誤った誤解を招く表現、およびオーストラリアの消費者とのオーストラリア消費者法(ACL)の権利についての扱い」
に対する罰則を命じました。
これは、PS4 のデジタルストアから「欠陥のある」ゲームを購入してダウンロードしたことについてソニーに報告した4人の顧客に起因します。彼らは、
「デジタルゲームがダウンロードされた後、または購入日から2週間が経過した場合、(お客様に)払い戻しは行われない」
と言われました。
これはオーストラリアの法律と一致しません(法律の内容は以下の通りです)。
「消費者保証の権利は、デジタル製品がダウンロードされた後も有効期限が切れることはなく、14日間またはゲームストアや開発者が主張するその他の任意の日付を過ぎても消えることはない」
さらに、SIE ヨーロッパは、ゲームの開発会社のみが返金を行うことができることを1人の顧客に伝えました。また別の顧客には、返金は現金ではなく、PS Store で使えるクレジットで行うことができると伝えました。
これらの(SIE による)主張は Rod Sims ACCC 議長によって「偽」と分類されており、オーストラリアの法律における消費者保証の権利に反しています。
「デジタル製品をオンラインで購入する消費者は、実店舗で購入した場合とまったく同じ権利を持っています」
と Sims 議長は述べています。
この件に関する詳細は、ACCC の Web サイトで読むことができます。
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Rod Sims | ロッド・シムズ |
補足 オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)
Australian Competition and Consumer Commission の略です。
競争とはこの場合、「(企業間の)市場競争」を指します。
日本の、公正取引委員会と消費者庁に相当。
補足 起訴
起訴されたのは、2019年5月29日です。
補足 4人の顧客に起因
消費者がゲームをダウンロードし、最初に返金請求を行ったのは、2017年9月頃とのことです。当然、請求自体は個別に、別々の時期に行われています。
ACCC のサイトには、ソフト名は記載されていませんでした。
補足 言われました
2017年10月から2019年5月までの間に、公式サイトで示されていたようです。
幸い、払い戻しを要求するような欠陥のあるゲームに当たったことがありません。
また、仮にクソゲーだったとしても、そうは考えません。
まあ、以前起こった『Star Wars バトルフロントII』のアンロックの件はひどいですが。
あれは発売前に分かっていたので。
『Anthem』? ええ、まあ. . .