スポンサーリンク

[The Last of Us]全ストーリィ解説 The Last of Us: 残されたもの(8/8)

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

特集: The Last of Us  全編まとめ
ジョエルとエリーのこれまでの話(8/8)


Stephen Tailby Sun 2020.5.17 11:00


まだ、目次をご覧になってない方は、先にそちらをどうぞ。

 


The Last of Us: 残されたもの

 この独立したゲームでは、メインゲームの出来事の直前を描きます。
 そこでは、エリーが感染者に噛まれ、生き残りました。全体像を把握するために、ストーリィを見ていきましょう。

 

 メインゲームの「秋の章」最後でジョエルが重傷を負います。
 エリーは縫合糸や包帯などの物資を探してショッピングモールを探索しに行きます。さまざまな店を通り抜けて感染者を排除し、墜落した軍のヘリコプタにたどり着きます。その機内では、彼女は救急箱の在庫を見つけることができます。
 しかし、ハンターがそのエリアの捜索を始め、彼女はジョエルの元に戻るため戦わなければなりません。

 

 さて、このゲームでは、ジョエルとエリーの旅が始まる前の出来事が、エリーの回想として度々に挟まれます。
 エリーは、住んでいる全寮制の軍の学校(隔離地区内)の部屋で眠っています。そこへ、親友のライリー忍び込み、エリーを脅かし、目を覚まさせます。彼女が死んだと思い込んでいたエリーは驚きます。実は、ファイアフライに加入していました。
 ライリーは、決して円満ではなかった二人の別れをやり直したいようです。エリーはそれに対してひどく怒っています。しかし、ライリーへの想いも残っているようです。
 ライリーはエリーを隔離地区から連れ出し、廃墟となったショッピングモールに侵入します。

 

 ショッピングモールを探索し、リゾート地の大きなポスターを見つけます。かつて「旅行という習慣」があったことを二人は知っています。
 建物の奥まで進み、ブレーカを回復します。
 電力が供給され、ライトアップされた施設内。その中を再び巡ります。メリーゴーランドを動かして乗ったり、車にレンガを投げつけたり、壊れたアーケードゲームをプレイするふりをしたり、水鉄砲の戦いを楽しんだり。
 二人は話したり、笑ったりします
 その後、ライリーは、彼女がファイアフライの別の地域の支部に配属されることを明かします。エリーにどうしたらいいか尋ねます。エリーは彼女に行くように言います。

 

 かつての家電売り場。
 ライリーは、エリーのウォークマンを店のサウンドシステムに接続し、大音響の中、一緒に踊ります。
 エリーは一転、「行かないで」とライリーに頼みます。ライリーはファイアフライのドッグタグをはぎ取ります。エリーは彼女にキスします。
 平穏はそこまででした。大きな音に反応した多数の感染者たちに囲まれてしまいます。

 

 全速力で走る二人。しかし、感染者に噛まれてしまいます。
 彼女らの運命が間も無く終りを告げることを理解し、座って何をすべきかを決定します。銃は持っています。しかし、彼女らは自殺するのではなく、感染症を乗り越えて「一緒に心を失う」ことにします。
 当然、その時点ではエリーが免疫を持っていることを知る由もありません。

 

 「現在」に話が戻ります。
 エリーは手に入れた治療キットで、無事、ジョエルの傷口を縫合します。
 ハンターの脅威も消え、ショッピングモールを後にします。
 そして、時系列においては、本編の「冬」の章に続きます。

 

目次に戻る


P


ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 軍のヘリコプタ

 乗組員もまた、感染により全滅していることが、残されたメモ(収集品)により明らかになります。

記事に戻る




 

補足 眠っています

 回想シーンの冒頭。ベッドで眠るエリーに、窓を伝う雨水がうっすらと影を落とします。
 映像美です。

記事に戻る




 

補足 アーケードゲーム

 本編の話ですが、ビルが住む街にある店の中にも置いてあります。
「このゲームが上手い友達がいて」
 とエリー少しだけ過去に触れます。詳しくは語りません。
 明らかにボロボロで、電気もないので使えません。

記事に戻る




 

補足 笑ったり

 ほかに、「プリクラ」が登場します。
 プリクラの画面の前に座る二人。ボタンを押すとちゃんと動作します。初めて使うようです。ナビゲーションに従って、何通りかの表情を作り、写真を撮ります。
 撮影直後、画面に「Facebook で公開(共有)しますか」とメッセージが表示されます。
 二人ともそのサービスを知らないため、

「Facebook?」
「顔写真がいっぱい載ってる本じゃない」

 と、真面目な会話を交わします。プレイヤは「世界観ならではのジョーク」として受け取ります。
 プリクラの写真撮影は機能しますが、結局、写真そのものプリントアウトされません。
 二人は悪態をつき、機械の外に出ます。


記事に戻る



 

管理人からひとこと

Part II も引き続き、「残された者」たちの物語になるようです。


スポンサーリンク