[The Last of Us Part II]リーク騒動の顛末 一応の決着
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
The Last of Us Part II のリークは明らかにハッカーによるもの
Naughty Dog とは無関係
事件は解決しましたか?
Stephen Tailby Sun 2020.5.3 13:00
訳者注
この記事は、ソースにおいて一度更新されました。この翻訳では時系列に並べてあります。
最初の記事:『The Last of Us Part II』を取り巻く話は、先週あたりから制御不能となっています。
来たるべき PlayStation 4 独占ソフトにおける大規模なストーリィのネタバレをした人物は、開発会社 Naughty Dog (の労働環境)に不満があった従業員であったと強く主張されています。
結局のところ、これは完全に誤りです。
ソニーは、GamesIndustry.biz へ声明を出し、この厄介な状況についてついに沈黙を破りました。同社の広報は、「今週初めにリークした人物を特定した」と発表しました。
また、「Sony Interactive Entertainment や Naughty Dog とは関係がなかった」とも公表し、この騒動に終止符を打ちました。
ソニーは、それとは別に「情報は現在進行中の調査の対象であった」として、この件についてのさらなるコメントは拒否しました。
結論として、「(Naughty Dog に)不満を持つ従業員説」はすべてのナンセンスであることが判明しました。良い知らせは、ソニーが「犯人」にたどり着いた付いたということです。うまくいけば、このすべてがまもなく終了します。
他のニュースとして、飛び交った噂の一つをご紹介しておきます。
Naughty Dog のシニアゲームデザイナがスタジオを離れて、Microsoft が新しく買収した子会社の Double Fine で働いていたとの主張があります。しかし、その従業員 Edgar Newman を名乗る人物は実在しません。また、彼の LinkedIn のプロファイルは偽造されてたものであり、削除されました。
それは、『Division』でリードゲームデザイナとしてリストされているといった内容でしたが、実際には別の人物ががその役割を果たしています。このような、さまざまな矛盾があったため偽造と証明されました。
更新: 信頼できるジャーナリスト Jason Schreier 氏によると、『The Last of Us Part II』の(詳細な)リーク映像は、明らかに、ハッカーによって明らかに入手されたとのことです。
ハッカーは、カリフォルニアの開発会社 Naughty Dog のサーバにアクセスするために、古いゲームのパッチにあるセキュリティ脆弱性を使用したようです。
(漏洩したものは)明らかに、開発の古い段階の映像です。
Schreier 氏は続けます。
「給与支払いに関する(開発の)請負業者による抗議行為だという噂は真実ではありません。Naughty Dog は実際に、COVID-19(の感染拡大) により請負業者に給与と医療給付を提供しました」
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Jason Schreier | ジェイソン・シュライアー |
過去記事参照
[The Last of Us Part II]ネタバレ動画のリークから今日までの流れ
補足 Double Fine
ゲーム開発会社。設立は2000年。
2019年6月9日、E3 2019 での Microsoft の記者会見中に、Double Fine の買収を発表し ました。
2020年『Psychonauts 2』を発売予定。
補足 Division
ゲームの設定では、2015年のブラックフライデーに、紙幣に付着したウイルス「The Dollar Flu(ドルインフル)」によってニューヨーク市に感染が蔓延します。主要都市は封鎖という状態に置かれます。
「ディビジョン」のエージェントは秩序を取り戻すために活動を開始します。
補足 別の人物
クレジットされている主たるデザイナは、Matthias Karlson 氏です。
このニュースは、いずれ決着すると思って、すぐには翻訳して公開しませんでした。
明確になったので、一応安心ではあります。
舞台裏は、完全には明かされないかもしれませんが。深い意味はありません。
それと、もう一つの噂も含めてパンデミックつながりというのがなんとも((((;゚Д゚))))
映画化、はまあ無理かw