[PlayStation 5]スパイダーマンの技術デモについての考察
PushSquare の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
PS5 のためのスパイダーマンの技術的デモを覚えていますか?
あれは、初期の低速開発キット上で実行されていました
マーベラス!
Sammy Barker Sat 2020.4.11 21:30
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PlayStation 5 の適切な最初のゲームプレイを垣間見るのを待つ間、魅力的な軽い情報がここにあります。昨年、『Marvel's スパイダーマン』を用いた技術的デモが話題になりました。あれは、ソニーの次世代システムの速度が「初期の低スピード」でしかない開発キットで実行されました。
それは、技術デモ(の様子)をモバイルで撮影した動画が、厚意によりソーシャルメディアの投稿で公になる「1か月ほど前」(2019年4月)に、 Wired により最初に報告されました。有名な投稿を見たことがない場合は、以下で確認できます。
Sony's official video comparing performance of PS4 Pro vs next-gen PlayStation pic.twitter.com/2eUROxKFLq
— Takashi Mochizuki (@6d6f636869) May 21, 2019
Wired が報じた内容は次のとおりです。
「スパイディーは小さな広場に立っています。Cerny 氏は(PS4 の)コントローラのボタンを押して、ファストトラベルを開始します。マンハッタンのまったく別の場所にスパイディが再び現れたとき(ロード完了)、15秒が経過しました。
次に、Cerny 氏は、別のテレビに接続された次世代の開発キットで同じことを行います。(初期の「低速」バージョンである開発キットは、大きな箱に隠されており、本体そのものは表示されていません)15秒かかった時間は、正確には0.8秒未満です」
上で紹介している映像では、明らかに PS4 Pro を用いているので(Wired が報じた内容より)少し高速ですが、PS5 (の初期の開発キット)のロード時間は同じであり、Wired が見たのと同じデモであることを示唆しています。つまり、次世代コンソールの最新の開発キット(DualSense も対応しています)では、Insomniac Games が開発したオープンワールドゲームをさらに高速にロードできる可能性があることを意味します。
補足 Marvel's(マーべル、あるいはマーベルズ)
解説するのも心苦しいのですが、記事タイトルにある「マーベラス(marvelous)」は、素晴らしいを意味し、ブランド名 Marvel’s に引っ掛けてあります。
Mark Cerny(マーク・サーニー)
補足 大きな箱
原文では、silver tower(シルバータワー)とあります。
つまり、銀色の直方体状(の覆い)と解釈されます。かといって、件の開発キットが、Xbox Series X のようなタワー型本体かどうかは、もちろん不明です。
開発キットの画像自体はのちに流出していますが、それとはまた別の特別なハードウェアだったのかもしれないと、想像することはできます。
なにぶん、企業の収益の根幹に関わるとも言える重要な機密なので、あらゆるスキャン対策を講じた上での金属製か何かの箱状のカバーであったのかもしれません。
もっとも本当に「単なる覆い」の可能性も十分にあります。紙製とか。
そもそも、ツイートされたのは2019年の5月です。撮影された(デモが行われた)場所はフォスターシティ(カリフォルニア州)にあるソニーの本社の会議室です。その時点でハードのデザイン、つまり外観がどれくらい具体的だったか不明です。
覆いとその中身の形状が相対的と考えるのは安易でしょう。
真相は「箱の中」ならぬ、箱そのものかもしれませんが、もちろんタワーという表現を深読みする必要はないのかもしれません。
何れにせよ夏までにはPS5 のハードデザインは、周知の事実となる予定で。
そうです、開発キットは製品版の前段階です。
高速ロードの理屈はしっかり理解していますが、実は、高速すぎてピンと来ませんw
動画では、とりわけ後半の映像が印象的です。
8K サポートを考慮すると当然の性能かもしれませんが。
ちなみに、0.8秒は1秒より短いですw
ハイスペックマシンでソフトをウェアを動かすということはつまり、
PS4 でアーケードアーカイブスや、リマスタ作品をプレイするようなものですが、
もっと別次元の体験なのでしょう。まさに瞬きする間に、です。