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[Elden Ring]次の公式発表について考える

 

PushSquare の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

E3 2020でゲームプレイを待望していた Elden Ring コミュニティは再考する必要がある
待つ準備をする


Liam Croft Fri 3.14.2020 1am



 

 『Elden Ring』はどこですか?
 From Software と George RR Martin 氏をひとつの屋根の下にもたらす共同プロジェクトは、ほぼ9ヶ月前の今日、つまり E3 2019 での発表以来、活動を失っています。
 最近のプロジェクトの多くは公式の発表から1年も経たないうちに開始されます。それは開発者(現場)にとっては確かに不都合です。『Elden Ring』の場合も明らかに極端な短期間です。
 そして、(先日キャンセルが発表されるまでは、)E3 2020 はわずか数か月で開催されることになっていたため、Reddit におけるこのゲームのコミュニティは最終的にショーでいくつかのゲームプレイを見ることに期待を抱いていました。
 もちろん、それはもはや起こりません。

 

 Reddit の Elden Ring コミュニティ全体での E3 2020 のキャンセルに対する反応は、控えめに言っても複雑です。ある瞬間を記念してコメディ GIF、画像、およびミームを作成し、コミュニティを完全に消してしまうという否定的な反応をする人もいます。
「同じミームと単なる(ユーザの)妄想を毎日繰り返し見ているのにうんざりしています。E3 がキャンセルされというニュースがあったため、このゲームの新しいゲームプレイや予告編を入手する唯一の希望を失いました。さようなら」

 

 視聴の楽しみのために、以下のレベルの向こう側のコミカルな回答をまとめました。

 

訳者注
 とはあるのですが、やや悪意があるようにも見受けられました。わざわざ見るほどの価値もないかと判断し、補足にまとめておきました。以下の記事を読む上でも特に差支えはありません。

 

 もちろん、今年の Electronic Entertainment Expo がキャンセルされたからといって、『Elden Ring』が最終的に世界に姿を現さないということではありません(開発現場には直接的な影響はありません)。
 Microsoft を含む多くのパブリッシャとハードウェアメーカは、ライブイベント(会場に設けた展示等)の代わりにデジタルショーをまとめることを計画しています。理論的には、イベントのために予定された発表と公開の大部分はまだ行われるはずです。

 

 PlayStation に焦点を当てたゲームであるにもかかわらず、『Elden Ring』の最初の発表のホストとなったのは E3 2019 の Xbox の記者発表でした。そのため、われわれはMicrosoft について特に注目しています。
 「緑色のチーム」が日本の開発会社とマーケティング契約を結んでいるかどうかはわかりません。ただ歴史は、私たちがもう一度『Elden Ring』(の公式情報)を見るために頼るべき者が Microsoft であるとの決定を下すのではないでしょうか。
 6月のある時点のオンラインイベントでこのゲームに関する情報を見たいと思いますか?
 以下のコメントでもう落ち着きましょう。

P


ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 George R. R. Martin(ジョージ・R.R.・マーティン)

 アメリカの、作家(SF、ファンタジー)。編集者、テレビプロデューサー、脚本家でもあります。1948年9月20日生まれ。
 正確には、ジョージ・レイモンド・リチャード・マーティン(George Raymond Richard Martin)。

 彼の最初の商業作品(短編小説)は『The Hero』。ギャラクシーマガジンの、1971年2月号に掲載されました。
 代表作は、『氷と炎の歌』シリーズ。1991年、より執筆が始まりました。
 その後、2013年1月から、『ゲーム・オブ・スローンズ』としてテレビドラマ化(HBO)され、放送されました。
 全8シーズンあり、最終章は2019年4月14日より放送されました。

 創作以外の活動として、彼はブログを持っています。2018年4月時点では、それに対する書き込みを、「Wordstar 4.0(ワープロソフト、最新版は1999年)を実行している古い DOS マシンでの書き込み」を行なっていました。
 ただ、2020年時点では、ほんとんど更新はありません。 
 なお、ブログの内容に関しては、最新のソーシャルメディア(Facebook、twitter)への掲載を許可しています。

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補足 不都合

 スケジュールありきで開発が進められる可能性があります。コスト管理は重要ですが。
 また、発売元としては、発売までに適度に情報を出したいという思惑もあります。広報あるいはマーケティングに携わる者が開発現場を熟知しているとは限りません。

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補足 ミーム(meme)

 俗にいう「ネタ画像」のこと。
 比較的著名な画像(リアル・非リアル)やキャラクタに何からのセリフを付与したものが多いです。

 そもそも、パロディや風刺は一つの文化として古くからあります。デジタルが中心の世の中になっても、それらは笑いとして機能します。
 しかし、ミーム、とくにツイッター上で公開されるものはどちらかといえば単なる「煽り」やおふざけも多いようです。

 本来の意味は「脳内に保存され、他の脳へ複製可能な情報」です。
 ミームは研究対象であり、それをミーム学(Memetics)と呼びます。
 ミームという言葉は、生物学者リチャード・ドーキンス氏が、自著『利己的な遺伝子』(1976年)で用いました。
日本語では、模倣子、模伝子、意伝子と訳されますが、あまり使われることがありません。

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補足

「自分が死ぬまでにこのゲームがプレイできるのか」という大げさな皮肉。
 テキストのニュアンスは、「金曜の夜なのに(PS4)ゲームではなく、友達と(カード)ゲームをしている」です。

Friday Night drinking with the boys from r/Eldenring




 

補足 コミュニティーユーザのミーム2

 以下の元ネタは、2017年の映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(原題: Thor: Ragnarok)の一場面。この映画の役名と出演者は

  • ソー クリス・ヘムズワース(Christopher Hemsworth)
  • ヘラ ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)
  • ロキ トム・ヒドルストン(Thomas William Hiddleston)
  • スルト クランシー・ブラウン(Clancy Brown)

です。

 ヘラはソーの敵対者。
 ヘラは戦いの最中、「おまえがプレイしているゲームが何であれ、それは機能しない。おまえは私を打ち負かすことはできない」と言います。これが、1コマ目の画像とセリフです。
 この作品には強大な力として知られる「永遠の炎」が存在します。死者を蘇らせることもできます。ストーリィの後半、スルトはロキのおかげでこの力を得て巨大化し、宮殿を破壊します。これが3コマ目。コロナウイルス感染拡大によりイベントがキャンセルされたことを大げさに描いています。
 さて、2コマ目ですが、「冷静さを欠く者」とキャプションがあります。おそらく E3 主催者の ESA を指して(揶揄して)いると思われます。

 ネット上では、1コマ目のヘラのセリフと画像を用いた他の「ネタ」がいくらあるようです。

 なお、この映画の日本版のサブタイトルは著作の関係で、『ラグナロク(Ragnarok)』という言葉が使えなかったようです。

E3 🙁 from r/Eldenring


 

管理人からひとこと

これに関しては、本当に、気長に待ちましょう。
もちろん、サプライズがこないとは言いませんが。
記事にもあるように、「健全な開発」になることを願うばかりです。


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