［Cyberpunk 2077］舞台となる Night City について

09/22/2019

 

　GameSpot の記事を翻訳いたしました（個人名・企業名は原文のままです）。
　固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
　訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。

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Cyberpunk 2077の設定は、このシリーズの「ユニークなテイク」になります
Night City は一夜にして築かれたのではなく、半世紀にわたって進化しました。

Jordan Ramée on September 20, 2019 at 10:59AM PDT

 

補足 記事を読んでいただく前の補足

『Cyberpunk 2077』は『Cyberpunk 2020』を原作として制作されています。
　また、原作はSFのテーブルトークRPGであり、シリーズ作品です。過去に日本国内でも発売されてます。
　文中に Cyberpunk（サイバーパンク） とある場合は基本的に原作（一連のシリーズ）を指します。
　ご存知のように、cyberpunk という言葉自体はSFにおけるサブジャンルであります

 

 

　CD Projekt Redは、『Cyberpunk 2077』の設定である Night City の作成中に、Cyberpunkシリーズにおいて「ユニークなテイク」を作成したいと考えました。これが、過去の作品で伝統的に見られた暗く雨に濡れた設定とは対照的に、今回の作品が主に日当たりの良い場所で行われる理由です。

 

「昨年デモを見せたとき、人々は最初は、とても晴れていたことに驚きました」
　と、『Cyberpunk 2077』コンセプトアートコーディネータの Marthe Jonkers氏はGamesIndustry.Biz のインタビューで語りました。
「彼らは雨で暗い世界を期待していましたが、カリフォルニアで Cyberpunk の街を作ることができます。もちろん、雨は降るでしょう。天候システムがあるので。また夜もやってきます。ただ、私たちはかつてない Cyberpunk の舞台を作り上げようと努めています」

 

　Night City は、4つの異なる視覚スタイルの基盤の上に構築されています。それぞれのスタイルは、原作の『Cyberpunk 2020』から今作の舞台、つまり2077年までの Cyberpunk の世界における文化的および社会的・経済的成長のさまざまな時代を詳しく説明しています。これにより、Cyberpunk の世界に非常に異なる世界が作成されます。この世界では、車がいつ製造されたか、あり建物がいつ頃建てられたかが一目でわかります。
「それは、一連の作品をユニークに捉えるために、私たちにとって本当に重要でした」
　と Jonkers氏は言いました。
「そして、（みなさんが）私たちのゲームのスクリーンショットを見ると、それが私たちのスタイルだと認識してくれるのが本当に好きです」

 

　最初の時代、エントロピズムは、極度の貧困の1つでした。多くのものは、その時に作られたということが一目でわかります。
「その時代のデザインは非常に実用的で、見た目や装飾が施されているかどうかよりも実用性が重視されています」とJonkers氏は言います。
　エントロピズムに続いてキッチュが登場しました。この期間は、Night City で経済が回復し、中流階級がよりカラフルで贅沢なアイテムに投資できるようになりました。第三の時代はネオミリタリズム。豊かな企業の台頭が顕著で、すべての高くて洗練された超高層ビルは彼らによるものです。
　最後に、ネオキッチュは、豊かな者と貧しき者における格差が拡大するのを見ました。そして、富裕層のいくつかのメンバは、貧しい人のカラフルなスタイルを採用し始めました。金持ちらしい「ひねり」を加えながら。例えば、動物の毛皮でできた服を考えてみてください。

 

　Jonkers氏は説明しています。CD Projekt Red がこのレベルの世界を構築することで、まるで「説明文の博覧会」のような会話をすることなく Night City に住んでいる人々について話をすることができる、と。
「Night Cityとそのすべての住民のデザインにはレイヤがあります。そのため、（プレイヤが）街の中を運転して移動すると、これらの柔らかな輪郭のあるピンク色の建物が見え、窓が丸みを帯びています。これはキッチュスタイルです。そしてそれは人々が当時より多くのお金を持っていたその期間に建てられたと知っています」
　と彼女は言いました。
「それはあなたに街の背景（歴史）についての物語を伝えており、（視覚から得られる情報に）さらなる信頼性を与えます」

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補足

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補足 作品の設定における各時代

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