[CD Projekt Red]Cybperpunk 2077 の予約は The Witcher 3 を上回る
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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Cyberpunk 2077 は、
The Wichter のどのタイトルよりも「目に見えて高い」予約注文
CD Projekt Red は、初期の売り上げの少なくとも50%がデジタルであると予想
Matthew Handrahan(Editor-in-Chief) Friday 27th November 2020
CD Projekt Red は、『Cyberpunk 2077』の初期販売の少なくとも50%がダウンロード版であり、ゲームの予約注文はどの Witcher 作品よりも「明らかに高い」と予想しています。
CFO の Piotr Nielubowicz 氏は、第3四半期の結果(Seeking Alpha で入手可能なトランスクリプト)に続いて投資家に語りました。『Cyberpunk 2077』の予約注文のバランスは非パッケージ版を支持して「非常に強い」と述べています。
Nielubowicz 氏は、初期の割合を正確に予測するには時期尚早であると述べました。ただ、ゲームの早期においては、ダウンロード版購入は「『The Wichter 3』よりも高く、間違いなく50%以上」になると想定していました。
長期的には、CD Projekt のゲームは最終的にダウンロード版の販売増加向けてさらに前進すると彼は付け加えました。
「『Wicher 3』では、『それ』が圧倒的多数です。2 と 1 では、収益の99%が非物理であると言えましょう。したがって、これが短期的および長期的に期待できる唯一の方向性です」
CD Projektは、『Cybperpunk 2077』の予約注文の正確な数についてコメントすることを拒否しました。とはいえ、Witcher タイトルの同等のポイントよりも「目に見えて多かった」わけです。
ただし、ゲームの人気が証明されたことを示す指標として、第3四半期の同社の繰延収益を示していました。
「『Cyberpunk』で生み出されたすべての収益は、損益計算書に直接計上されるわけではありません。すべてが繰延収益として貸借対照表に表示され、ゲームの発売時に表示されます」
と同社は述べています。
第3四半期に、CD Projekt Red は、繰延収益で7770万 PLN(約$ 2,000万)の増加を記録しました。これは「これまでに経験した延期収益の最大の増加」です。
訳者注
グラフの左端の水色部分が第2四半期の決算報告。右端は第3四半期です。
また赤色部分は、第3四半期中に発生した「支出(損益)」分です。緑は収入。
また、真ん中にある約52,000 PLNが開発に関する支出分です。
『Cyberpunk 2077』は12月10日に発売日されます。
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Piotr Nielubowicz | ピーター・ニールボウィック |
補足 繰延収益
現時点ではゲームが「予約」の段階なので、最終的に発売日を迎えて収益が「確定」します。そこで初めて収益が発生するわけです。
経済用語ではこれを、発生主義(会計)と言います。対義語は「現金主義」です。
ちなみに、以下は全て繰延収益の意味で用いられます。
- deferred income(繰延収入)
- deferred revenue(同上)
- unearned revenue(未計上収益)
- unearned income(同上)
なお、会計の初期の発展は古代メソポタミア時代にまでさかのぼります。これは貨幣の発展とも密接な関係があります。が、詳細は割愛ということで。
補足 PLN(złoty)
ポーランドの通貨単位。カタカナ表記では、ズウォティ。
英語では、polish new で、この頭文字です。
この記事作成時では、1PLN = 約28円。よって、約21億円となります。
大きな額ですが、序の口です。