[PSVR]CEO による、今後の見通し
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
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「VR の時代がやって来るまでもうしばらくかかります」
PlayStation の CEO は、VR は少なくとも2022年まで、
「インタラクティブエンターテインメントの意味のあるコンポーネント」にはならないだろうと語りました。
Marie Dealessandri(Academy Writer) Friday 30th October 2020
ソニーによると、バーチャルリアリティの大きな進歩はしばらくは起こらないかもしれません。
Washington Post とのインタビューの中で、PlayStation の CEO である Jim Ryan 氏は、VR が実際に普及するまでには数年かかる可能性があると述べました。
「私たちは VR の未来(黄金時代)から離れたところにいると思います」
と彼は言いました。
「PlayStation は VR を信じています。ソニーは VR を信じています。
将来のある時点で、VR はインタラクティブエンターテインメントの意味のあるコンポーネントになると確信しています。今年になるのでしょうか。いいえ。来年になるのでしょうか。いいえ。しかし、いつかはやって来るのでしょうか?
私たちはそれを信じています。そして、PlayStation VR で得たすべての経験に非常に満足しており、それが将来どこに行くのかを楽しみにしています」
PS5は、箱から出してすぐに PSVR と互換性がなく、ソニーは、ユーザが次のコンソールでヘッドセットを使用できるようにするための無料のアダプタを配布しています。
プラットフォームホルダはまだヘッドセットをサポートしています。たとえば『Hitman3』は PSVR にも対応します。
しかし、ソニーは主に物語主導のタイトルに焦点を当てるだろう、と Ryan 氏は続けました。
「物語主導のゲーム体験は常に PlayStation のユニークな強みであるため、技術の進歩とストーリィを伝える能力の間にはこのような相乗効果があります。
これは今後も続く傾向です。また、もう1つの理由として、複数のスタジオがそれを絶え間なく続けています。この方針により、より良い結果が得られるでしょう」
Ryan 氏は Microsoft による Zenimax の買収を「『Xbox』が従うべき論理的なステップ」と説明しました。一方で、ソニーの戦略は大規模な買収ではなく、「着実で思慮深く、絶え間ない有機的成長とスタジオへの投資」にあると彼は付け加えています。
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Jim Ryan | ジム・ライアン |
補足 The Washington Post(ワシントン・ポスト)
日刊紙。1877年12月6日創刊。
平日版の発行部数は約35万部。ワシントン首都圏では、最大の新聞。とりわけ政治に関する記事がよく知られている新聞です。
2013年、Amazon.com の創業者ジェフ・ベゾス氏が、$ 2億5000万で購入したことでも話題になりました。現在、彼が設立した Nash Holdings(ナッシュホールディングス)が紙のオーナーとなっています。
ちなみに、当の新聞社と同じくらい有名なのが、行進曲『ワシントン・ポスト』です。1889年、ワシントン・ポストからの依頼でジョン・フィリップ・スーザが作曲しました。
日本は、ある世代にとっては行進曲というより「プロ野球中継のテーマ」としての印象が強いかもしれません。
補足 無料のアダプタを配布しています。
こんな反響があるとは思わなかった。おい、仕様を見せろと言われそうな気がしてきたので、撮っておいた。
Is a necessary one this? pic.twitter.com/NgXUaUKiAE— HiLL (@HiLL_SHERPA) October 29, 2020
画像コンテンツとの連携はいかに?