［ビジネス］（海外）Microsoft による小売店へのインセンティブ
Push Square の記事を翻訳いたしました（個人名・企業名は原文のままです）。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
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GameStop が Xbox Series S / X を PS5 よりも強く勧めても驚かないでください
店舗には、Microsoft の新しいコンソールを販売するためのインセンティブがあります
Sammy Barker Thu 2020.10.14 19:00
興味深い業界の話題が過去数日間にわたって展開されています。
GameStop の店舗では、Xbox Series S / X と比較して PlayStation 5 のストアプレゼンスが（ネガティブな）影響を受ける可能性があります。
Microsoft は、合衆国全土に約5,000の店舗を展開する小売業者とパートナーシップを結びました。契約では、Microsoft Surface（タブレット端末）なども対象になるようです。
しかし、それだけではありません。
「Game Stop と Microsoft はどちらも、Xbox エコシステムに持ち込まれた各ゲーマの顧客獲得と生涯収益の価値から恩恵を受けます」
さて、これは正確にはどういう意味ですか？Wedbush Securities の Michael Pachter 氏は、次のように説明しています。
「顧客が GameStop ストアで月額$ 15の Xbox Game Pass Ultimate を契約した場合、顧客が解約するまで、GameStop はその月間収益ストリームから$ 1.50程度を受け取ると予想されます」
DOMO Capital Management によると、これはデジタルゲームの購入、DLC、マイクロトランザクションを含むすべてのダウンロードストリーム収益に拡大されます。
理論的には、GameStop が Xbox Series S / X を販売した場合、コンソールの存続期間中にそのボックスで行われたすべてのデジタル購入からの収益の一部を獲得することになります（大半の購入者がサブスクリプションサービスを利用すると十分に考えられるため）。
もちろん、これは GameStop ビジネスモデルが歴史的にどのように機能してきたかです。
たとえば過去には、PlayStation 2 のハードウェアの販売からはほとんど利益がありませんでした。しかしその後、中古と新品の両方のソフトウェアを販売することで収益が得られていたのです。
しかし、業界がダウンロード販売（サービス）という形態に切り替わったため、その収入の一部を失いました。よって、このような新提案が出現しています。
では、これはすべて PlayStation 5 にとって何を意味するのでしょうか？
まあ理論的には、それは、GameStop にソニーのシステムを差し置いて Xbox Series S / X コンソールの販売を促す大きなインセンティブを与えます。それはより小さな小売業者の存在と PlayStation コンソールに対して将来的に「穏やかな説得」さえもたらすかもしれません。
実際に、ソニーはおそらく同様の関係を小売業者と築くでしょう。
厳密には、会社はこの詳細に触れたことはありませんが、トップの Jim Ryan 氏は最近、実店舗の重要性と、ますますデジタル化するビジネスに小売業者がどのように影響を受けているかを認識しました。
「私は望まないのです。私たち自身と小売業者の間のマージンの議論で行ったり来たりすることを。私たちはそれを一緒に機能させる方法を見つけたと思います」
と、Games Industry.biz によるインタビューの一環として、実店舗での PSN クレジットの販売について述べました。
興味深いですね。
小売業の存在は業界全体の繁栄にとって重要ですが、ビジネスはゆっくりとオンラインに移行しています。ソニーのような企業が歩むべき方針はバランスをとる行為です。Microsoft からのこの動きは、一時的に GameStop の店舗で同社（とその製品）を支持するかもしれません。日本の巨人が反応するのが遅いと仮定するなら。
補足 カタカナ表記
過去記事参照
［PlayStation 5］Jim Ryan CEO インタビュー（Gamesindustry より）
実際のところ、パンデミックによる合衆国の小売店への影響だどれくらいなのでしょう。
飲食・エンタテイメント業界については、割と頻繁に報道はされてますが。
日本経済と比較して、計り知れない規模です。