[Crysis]ミニレビュー(PS4 Pro / EU 版)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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Crysis Remastered かなり重要なゲームの貧弱なリマスタ
「信じられないほどでもない」 Crysis のレビュー
Graham Banas Thu 2020.9.24 13:00
もちろん誰もが『Crysis』を覚えています。
しかし忘れがちなのは、13年前に Crytek から発売された PC の性能を粉砕するほどの技術的驚異です。それから、業界はかなり大きく変化しました。たとえば「13年前」は、『Crysis』は非常に優れたゲームでした。
で、今は?まあ、それは複雑です。
ミームはさておき、PS4 は『Crysis』をほとんど問題なく処理できます。
レイトレーシングと画質を優先するビジュアルモードがありますが、そのどちらもを避ける設定をお勧めします。これらはすべて、考えられるほとんどすべての表面に吐き気を催すテクスチャの明滅を追加するものであり、(プレイ開始から)数分後にオフにする必要がありました。どちらも意図されたとおりに機能していません。
パフォーマンスモードははるかに安定しており、ちらつきはなく、フレームレートはかなり安定しています。ゲームは多かれ少なかれ(ビジュアルモードと)同じように見えましたが、確かにより優れた照明効果は得られませんでした。
正直なところ、より大きな問題は、どのテクスチャも美しく見えないことです。すべてが曖昧で混乱しており、特にキャラクタモデルは疑われています。顔のテクスチャはひどく見え、(キャラクタの会話での)当てレコは耐え難いものです。そして、カットシーンでは状況がさらに悪化します。
より大きな問題は、これは常にゲームがどのように見えたのかということです。
『Crysis』が当時、時代の先駆けだったとは言い難いものです。(以前の)ビジュアルプレゼンテーションは何年にもわたって(業界の)基準となり、価値あるものでした。このリマスタはその遺産の良い指標ではありません。
かつて印象に残ったことのほとんどは、予想の範囲内か、他(のゲーム)でよりよく行われています。水面の照明効果を除いては。これは、不可解で信じられないほどに見え、現代の標準では、言及する価値があります。通常なら、いくつかの小さなアップグレードの後、タイトルはまともな予算を費やしたもののように見えるわけですが。
このゲームが実際にどれくらい古いかを考えると、それはまだいくらか印象的です。
その場での武器のアタッチメントの追加とカスタマイズができることはクールで、レベルデザインに対するゲームのアプローチはまだかなりしっかりしています。
ゲームの後半での極度のレベルを除いて、環境の幅と実現は非常に印象的です。環境の破壊性がそうであるように、目標へのアプローチ方法でゲームが提供する多様性は素晴らしいままです。
しかし、前述のように、これをより効果的にする他のタイトルを見つけることができます。
特により高いフレームレートでプレイする場合、攻撃(ショット)はまだまともな感じですが、基本的な兵士でさえ倒す時間が途方もなく長く感じます。
そして、「ステルス」メカニズムは戦うのに粗末です。あなたは不動で敵から50mの距離にあれば、相手から目に気づかれません。しかしゲームでは非常に頻繁に、彼らはあなたを目にしていると判断されます。緊急事態以外では実際にステルスに依存することは不可能です。
ただし、スーツのすべての機能とエネルギィ消費量を調整することは、明るい点です。あなたはどこかの時点でより速く、またはより優位でありたいですか?これらの瞬時の決定は当時は素晴らしかったし、現時点でも同様です。
しかし、これらすべての進歩不全により、おそらくかつて繰り返された質問ですが「『Crysis』を実行できますか?」
私達は代わりにこう尋ねるべきかもしれません。「なぜあなたはそれを望むのでしょうか?」
高く評価すべき点
- 本当に素晴らしい水の照明効果
- いくつかのスマートなゲームプレイの仕組み
- レベルデザインはまともです
- サウンドトラックは前作同様優れています
不満点
- 一部の設定でゲームがプレイできない
- 現代においては(グラフィックは)超越的では無い
- 山中のレベル
- 敵を倒すことに多くの時間を費やす
スコア 5 / 10
補足 『Crysis』を実行できますか?
前作発売時には、ある PC のスペックで文字通り「動作させることができますか?」という意味で用いられた質問です。『Crysis』に関しては。
今回は、プレイする価値がありますか?という意味に置き換えられます。
というのが本文の意図です。
。・゚・(ノД`)・゚・。