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[PlayStation 5]3D オーディオについて、ドルビーアトモスさえも興奮

 

PushSquare の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

PS5 の 3Dオーディオテクノロジーはドルビーアトモスさえも興奮させます
聞いて聞いて


Sammy Barker Thu 3.25.2020 2:45am




 

 ドルビーアトモス(の規格)は、厳密には PlayStation 5 の独自の 3D オーディオテクノロジィと競合する可能性があります。しかし、先週、リードアーキテクトの Mark Cerny 氏が詳述した Tempest Engine にはまだ興奮しています。
 同社は、ウェブサイトの FAQ の一部として、ソニーの発表は「重要な瞬間」であり、
「我々がすべてのエンターテインメントのジャンルにわたって行ってきた作業の検証としてのみ解釈できる」
 と述べました。

 

 それは日本の巨人の努力を大いに補完(称賛)するものでした。ただ、それには PlayStation のメーカに対して「不満」もあったようです。というのも、プレゼンテーション中に、Cerny 氏は、PS5 の Tempest Engine は3D 空間において、数百のオブジェクトを処理できるが、ドルビーアトモスは32のオブジェクトのサウンドしかシミュレートできないことをほのめかしました。
 ドルビーアトモスは、そのソリューションは(32のオブジェクトが)何百もの音にも対応できると反論しましたが、「多いことは良いことですが、必ずしも良いとは限りません」と結論付けました。

 

 また、こうも述べています。
「私たちは、ドルビーアトモス(の技術)を採用したの最初のゲームのいくつかの開発者からの賢明なアドバイスに頼っています。オブジェクトは素晴らしいツールですが、常にアクティブなオブジェクトの数に関して制限を示す必要があります。動いているオブジェクトが多すぎると、混乱した音響空間が作成される可能性があります」

 

 利用についてのわずかな「ボーダライン」の不一致にもかかわらず、ドルビーアトモスは一般的にソニーの取り組みについて非常に楽観的でした。
「ソニーが PS5 の真の 3D オーディオプラットフォームを確立することにより、オーディオの進化に取り組んでいることを聞いて興奮しています」と結論付けています。
「Tempest(Engine)は素晴らしい名前であるだけでなく、私たちのお気に入りの商用規格の1つへの素晴らしい参照(敬意)でもあります

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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 ドルビーアトモス(Dolby Atmos)

 ドルビーラボラトリーズが開発したサラウンド記録再生方式。高さチャネルを追加することで既存のサラウンドサウンドシステムを拡張し、サウンドを3次元オブジェクトとして扱えるようにしています。
 2012年、映画館向けにリリースされました。
 今年公開された、『ソニック・ザ・ムービー』にも採用されています。
 全米では、2019年4月の時点で4,400以上の商用施設に導入されていました。

 現在では以下のような3つの規格があります。

  • DOLBY ATMOS for Theater(劇場用)
  • DOLBY ATMOS for Home(一般向け、ホームシアタ用)
  • DOLBY ATMOS for Headphone(ヘッドホン用)

 また、様々な、デバイス向けに規格が用意されています。
 ソニーの 4K テレビやサウンドバーにも採用されています。

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Mark Cerny(マーク・サーニー)



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補足 オブジェクト(object)

 「音響素材」という解釈でいいかと思われます。
 つまり、音、音楽、音声です。

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補足 発言の背景

 ソースに明示されていなかったので、管理人の解釈です。

 2012年、ドルビーアトモスの実用化の際に、ニューヨークタイムズは、「Atmos は上から音を送り、あらゆる方向に音を『渦巻き』にしています」と表現しました。
 また、この技術のデモンストレーションを取材した Nick Bolton(ニック・ボルトン)記者は、「雷雨のように聞こえる」と述べています。また、「傘が必要だと思った」とも。

 おそらくはこれが、ドルビーアトモスからの発言の背景にあるとは思われますが不明です。

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管理人からひとこと

没入感の限界突破


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