[Light of Motiram]ゲームのキーアートを差し替える(Sony による訴訟後)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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PC 版のゲームページ自体は存続
公的な証拠を隠蔽
Liam Croft 2025.8.8 Fri 12:30
Tencent は、『Horizon』の模倣作『Light of Motiram』をめぐって訴訟に直面することを予見していたかのようです。Sony が両ゲームの類似性を理由に発売元を提訴する計画を発表してからわずか1週間後、件のゲームの Steam ページは刷新され、全く新しいアートワークと説明が掲載されました。
The Game Post が発見したキーアート、スクリーンショット、メカニクスの説明はすべて過去24時間以内に更新されました。また、発売時期は2027年第4四半期と発表されていますが、原告はそれを防ぐために取り組んでいます。
以前、Steam 上の製品ページのキーアートには、アーロイによく似たヘッドギアをかぶった少女が描かれていました。しかし現在、ロボットのフクロウと犬らしきものが描かれています。The Game Post による、差し替え前後の比較画像をご覧ください。
最後に、ゲームの説明が更新され、Horizon の世界を直接コピーした機能やメカニズムが少なくなったことが注目されています。
元の説明は、次の通りです。
巨大な機械が跋扈する世界で、広大なオープンワールドを探索し、拠点を築き、技術を進化させ、いくつものメカニマル(Mechanimal)を育成し、強大なボスに挑め。原始時代から始まり、新たな発展の道を切り拓き、機械の支配に抗い、メカニマルと共に生き延びろ。
そして、新しく更新された説明はこうです。
周囲のあらゆるものを賢く活用して生き延び、手強いボスに立ち向かえ。一歩一歩が危険に満ち、勇気が求められる。サバイバルの試練を乗り越えることによってのみ、この過酷な地で自分の居場所を切り開くことができる。
Sony は7月25日に訴訟を起こし、こう主張しました。
「Tencent による Horizon の模倣はあまりにも露骨であり、世間からは『狂気』『非常識』『恥知らず』と評されています」
同社は、著作権と商標権の侵害を理由に挙げ、『Light of Motiram』の開発(起動)を差し止めることを最終的な目標としています。
Image: Steam
中国の巨大企業が、顧客を欺き自社のゲームを Horizon シリーズの次回作だと思わせようとしている、それが Sony の主張です。また、これは「回復不能な損害」をもたらすことになるともしています。同社は現在、$15万 の損害賠償と、ゲームの全資料へのアクセスを求めており、その破棄を求めてもいます。
「被告企業は、原告に Horizon の IP 使用を打診したが、断られた」
と、GameSpot は報じています。
もしその提案が受け入れられていれば、主人公のアーロイがアジアを舞台に、アジアの伝承に着想を得た動物たちが溢れるオープンワールドを特徴とするモバイルタイトルを発売する算段でした。
過去記事参照
[Light of Motiram]Sony が、著作権侵害であるとして訴訟を起こす
ゲーム説明には次のようにあります。
リアル物理エンジンに基づいた自由な建設機能を実現。
難攻不落の要塞やこじんまりとした住処など、
柱やレンガの一つ一つが物理法則に基づいており、
ビジュアルが美しい他、環境からの挑戦にも対応できる。
創造力を発揮して、建築の無限の可能性を探ろう。
マルチプラットフォームでの協力が可能、ともあります。