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[ビジネス]現在、ゲーム機の競合はかつての「勇敢さ」を失った Xbox の元社長の考察

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

旧世代の最前線で働いていた責任者
マルチフォーマット化を憂う


Sammy Barker 2025.3.7 Fri 15:00



Image: Push Square

 

 SEGA と Xbox 両社で活躍したことで知られる Peter Moore 氏は、Gamertag Radio のインタビューで、業界の競合について述べました。
 ゲーム機戦争は「業界にとって健全」だと彼自身は感じていたため、Sony と Microsoft の競争を「煽った」と認めました。一方で、元雇用主は、現在闘志を失ってしまったと考えています。

 

 Moore 氏は、Rockstar のゲームが Xbox 360 で期間限定の独占 DLC として発売されると発表した際、象徴的な記者会見で『Grand Theft Auto IV』のタトゥーを披露したことで最もよく知られているかもしれません。

 

 それ以前は、サンドボックスシリーズは PlayStation と強く結び付けられており、 『GTA 3』、『Vice City』、『San Andores』などはいずれも PS2 で最初に登場しました。鉄拳や Final Fantasy などの定番ゲームもすべて、完全なマルチフォーマットに移行すると発表されたため、これは、Sony ブランドに対する一連の打撃の最初のものでした。

 

 もちろん、今日の業界は様変わりしており、数十年後の Xbox はサードパーティのパブリッシャへと移行しています。

 

 Moore 氏は、可能であれば、このアメリカのゲーム機メーカはハードウェア部門を削減するだろうと考えています。
「もし Microsoft に選択肢があったら、ハードウェアを作るでしょうか?」
 と、同氏は考えました。
「いいえ」

 

 彼は、この1兆ドル規模の巨大企業の真の目的は、ユーザが所有するどんなスクリーンにもゲームをストリーミング配信することだと考えている、と説明しました。「This Is an Xbox」(これが Xbox だ)というマーケティングキャンペーンは象徴的です。

 

 しかし彼は、ゲーム機は依然として人気があり、Nintendo Switch は製品寿命の後半で非常に好調な業績を上げており、PS5 も1億台をはるかに超える販売台数になると指摘しました。

 

「Activision Blizzard の買収は、MS の状況を変えたと私は思います . . . というよりも、私は知っています」
 と、彼は続けました。
「今はコンソール戦争の昔の時代ではなく、互いに殴り合い、顧客を奪い、市場シェアを獲得し、普及率を高めようとしていた時代ではありません。これは経済的な意味でそれよりも大きなことです」

 

「この業界が培い、成長してきたと思われる勇敢さを少しは失ってしまったのでしょうか? 確かにそうだと思います」

 

 現在のゲーム機戦争の状況についてどう思いますか? Xbox が最大のゲームを PS5 に移植するという決定を下したことで、ゲーム機戦争は勢いを失ってしまったのでしょうか? 任天堂は、この中でどのような位置を占めているのでしょうか?
 以下のコメント欄でお知らせください。

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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる


 

管理人からひとこと

企業同士が競争するほど、消費者には恩恵がある、
というのはどこの業界でも同じかもしれません。
ゲームに関しては、複数ハードに対応するゲームを開発するには
開発会社にとって少し負担となる場合もあります。
その分、販売機会は増えるのですが。


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