[P.T.]プレイヤモデルが明らかに
GameSpot の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
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ゲームハッカーが Silent Hills のデモのキャラクタモデルを明らかにし、それがおなじみの顔です
Stranding Hills.
James O'Connor on December 15, 2019 at 5:53PM PST
残念ながら、『サイレントヒル』が復活する兆しはありません。
しかし、ゲームハッカーの Lance McDonald 氏のおかげで、完全には日の目を見なかったホラーゲームのプロジェクトに関する新しい詳細がさらに明らかになりました。
彼は以前、『P.T.』(体験版)でプレイ中、リサが背後にいることを明らかにしました。そして今回は、ゲーム内でコントロールしているプレイヤモデルを明らかにしました。
過去に McDonald 氏によって発見されたいくつかの事がありますが、たとえば、『Sekiro』や『Bloodborn』において採用されなかった物語(いわゆるボツネタ)を youtube で公開しています。
さて、『P.T.』のキャラクタモデルの正体は大きな驚きではありません。長い年月を経てついに姿を現したのは Norman Reedus 氏です。
ご存知のように、『P.T.』は一人称視点のゲームです。よってプレイヤが操作する「人物」は不可視です。が、経験を通じて Reedus 氏を具体化していることがずっと前提としてありました(彼が俳優としてゲーム制作に参加していたたのは周知の事実です)。
この度、初めての真の決定的な視覚的確認がなされました。
Just to put any uncertainty finally to rest after all this time, yes, the guy you play as in P.T. is the same guy we see in the ending cinematic. Not that there any real doubt, but yeah, it's Norman Reedus the whole time. pic.twitter.com/PXh5svLRSi
— Lance McDonald (@manfightdragon) December 12, 2019
それは小さな公開ですが、意味のあるものです。もう、新しい『サイレントヒル』を完全に体験する機会は決して訪れないかもしれません。ただ次のサイレントヒルシリーズははビデオスロットマシンとして登場します。
もちろん、Reedus 氏は小島秀夫氏の新しいゲーム、『デス・ストランディング』から正式に仕事を始めました。小島氏は、再び Reedus 氏と仕事をしたいと言っており、今後、ホラーゲームの制作に戻るかもしれないと含みをもたせました(明言はしていません)。
将来、Reedus 氏が伊藤潤二氏にインスパイアされた不気味なグールによってスクープされる可能性に期待を寄せたいものです。
補足 カタカナ表記
補足 伊藤潤二
ホラー漫画家。
2014年に、サイレントヒルシリーズの最新作の制作に参加が予定されていました。が、結局プロジェクト自体が中止(2015年4月)になりました。
当時、伊藤氏は、制作会議に出席したことをツイッターで明かしています。
補足 『Sekiro』のボツネタ
字幕なしですがよかったらどうぞ。これ以外にも Lance McDonald 氏が公開した動画は複数あります。
デモ版ですらこのクオリティよ。
天才クリエータ vs 天才ハッカー