[Sony]PlayStation 4 による Facebook の機能が利用できず
GameSpot の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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PS4がクリップの共有などのFacebookサポートを削除
お友達がいません。
Eddie Makuch on October 7, 2019 at 4:04PM PDT
PlayStation 4 は Facebook との統合を失いました。ソニーは10月7日のニュース投稿で、Facebook がすべての「共有」機能をサポートしなくなったことを発表しました。
つまり、プレイヤはゲームプレイクリップを Facebook に投稿したり、トロフィーロック解除をソーシャルネットワーキングサイトの友人と共有したりすることはできなくなります。また、Facebook を使用して友達を見つける「友達検索」機能はサポートされなくなりました。
これは、PS4のプロフィール写真として Facebook プロフィール写真をインポートしたPS4ユーザが新しい写真を選択する必要があることも意味します。
つまり、ここでの唯一の大きな変更点は、PS4の [共有] ボタンを使用してコンテンツを共有できる場所として Facebook がサポートされなくなったことです。
Twitter を含む他の既存の共有先はすべて、引き続き利用可能です。さらに、プレーヤは引き続き Webブラウザを使用して PS4 から Facebook にアクセスできます。
Facebook の広報担当者は、ゲーム情報サイト「Kotaku」 に、新しい契約でソニーと契約を結ぶことができれば Facebook の統合が復活すると予想されていると語りました。
「私たちは Facebook と協力して、PlayStation での Facebook の統合を改善するために設計された最新の契約を完成させています」とソニーは言いました。
「これらの議論は進行中ですが、Facebook の機能は PlayStation 4 では使用できません。チームが合意に達し次第、これらの機能を復活させたいと考えています」
また、ゲーム情報サイト「VG247」が指摘しているように、PS4 での Facebook 統合の削除は、Facebook での「Cambridge Analytica スキャンダル」に関連している可能性があります。これは、会社のユーザーデータの処理に関連しています。
ソニーは、2020年に PlayStation 5 を発売する予定です。次世代コンソールに関するいくつかの情報が明らかになりましたが、そのソーシャルプラットフォーム統合についてはまだ何も発表されていません。
補足 Cambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ) スキャンダル
Facebook が、Cambridge Analytica などの会社やその他のサードパーティーアプリケーションがユーザーの許可なく個人データを収集することを許した「事件」。これによりユーザーのプライバシーが危険にされらされました。
また、その後、ワシントンDC司法長官が利用者のプライバシーを保護の目的で Facebook を訴えました。
詳しくは techcrunch の記事、
「ワシントンDC司法長官が Facebook の Cambridge Analytica スキャンダルを巡り訴訟」(2018.12.20)
をどうぞ。
なお、Facebook はこのスキャンダルが報道されるかなり前から事実を把握していたようです。
これについては、CNET Japanの記事
「Facebook、Cambridge Analyticaの不正行為を報道の何カ月も前から認識か」(2019.03.25)
が詳しいです。
記事のタイトル通り、お友達がいないので、私はノーダメージ。
そういう問題ではないのですが。