[The Last of Us]幻となったモバイル版ゲーム
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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深圳での会談
Aloy of Us?
Sammy Barker 2025.10.16 Thu 13:30:
Image: Push Square
Sony は、2024年7月に中国の深圳を訪れ、Tencent の子会社である Aurora Studios と『The Last of Us』のモバイル版の可能性について話し合ったとされています。その開発会社は、訴訟を起こされた Horizon の模倣作『Light of Motiram』を手がけているのと同じチームです。
Game Post は本日提出された新たな裁判所書類から、興味深い新情報を報じています。PS Mobile の取り組みについて初めて知る機会となりました。PS Mobile は、Zynga の元幹部の Olivier Courtemanche 氏が率いる部門ですが、まだ製品を送り出していません。
同氏の証言によると、Sony は2024年の GDC(ゲーム開発者会議) で Aurora Studios と会談し、そこで以前から報道されていたモバイル向けの Horizon のスピンオフについて売り込みを行ったと言います。
これは後に『Light of Motiram』になると言われていますが、もともとは中国の伝説に着想を得たロボットの生き物とともに、アジアを舞台にしたアーロイを描く予定だったのです。
Sony は前述の会談の1ヵ月後、つまり2024年4月、このプロジェクトを即座に却下しました。しかし、その後、同年7月に中国を訪れ、Aurora Studios と再び接触しています。
興味深いのは、Courtemanche 氏とそのチームは、The Last of Us のモバイル版を見るために深圳を訪れていると思っていたのに、単に Horizon ゲームを再度提示されただけだったことです。
彼は、次のように述べています。
スライドには、Horizon の部族衣装と金属鎧を融合させたような衣装デザインの女性キャラクタと、Horizo n の機会獣を思わせるロボットと動物のハイブリッドが登場していたと記憶しています。その後、『Light of Motiram』のプロモーション資料を見直したところ、これらの画像にはそのゲーム素材が含まれていたと思われます。
Horizo nとのコラボレーションの可能性を断り、The Last of Us をはじめとする様々な機会について話し合うために出席していたと思っていたため、このスライドには戸惑いを覚えました。
原告が、中国の巨大企業に対する訴訟を構築するためにこの詳細を利用していることは明らかです。ただ、これは同社が数年前から立ち上げに取り組んできた未詳の部門である PS Mobile の内部構造に関する興味深い洞察も与えてくれます。
とは言え、この証言はいくつかの疑問を提起します。プラットフォーム保有社はなぜ、Aurora Studios の Horizon に対するアプローチには断固反対だったのに、The Last of Us シリーズに対するアイデアには寛容だったのでしょうか。
韓国のスタジオ NCSoft が、MMO 版の Horizon を開発中との報道があるからでしょうか?
Sony が Tencent のような大手企業とモバイル向けプロジェクトの可能性について積極的に協議しているのに、なぜまだ何も明らかになっていないのでしょうか? きっと、もう既に何らかの契約が締結されているはずです。
プラットフォーム保有社はこうした情報が非公開のままであることを望んだだろうと想像します。しかしながら、Xbox によるActivision の買収の際もそうであったように、こうした注目を集める裁判では秘密が明るみに出てしまうのが常です。
モバイル版『The Last of Us』ですか? 興味深いものです。
過去記事参照
[Light of Motiram]ゲームのキーアートを差し替える(Sony による訴訟後)
[ビジネス]開発中の Light of Motiram は、盗作ではない Tencent が訴訟に反論
それはやはり、ステルス中心のゲームプレイになる予定だったのでしょうか?
マルチ対戦だったのでしょうか?

