[Call of Duty: Black Ops 6]Xbox でも大きな売り上げが「得られたはず」だと想定される
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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サブスクリプション追加による負の効果
無料開放は賢明だったのか
Sammy Barker 2025.10.4 Sat 5:00
Image: Push Square
Xbox は今週、Game Pass の価格を 50% も値上げするという驚くべき発表を行いました。それにより、このサービスは持続不可能であるという、断続的な非難が浮き彫りになりました。
Bloomberg は、身元を明かさないよう求めた元従業員の話を引用し、レドモンドに拠点を置く企業が昨年の『Call of Duty: Black Ops 6』をサブスクリプション方式で直接利用可能にしたことで $3億 以上の損失を出していたと報じました。
この費用は、ゲームが Microsoft のサービスの一環として発売初日からダウンロード可能だった Xbox コンソールと PC での予想される売上損失に基づいて計算されました。
一方、合衆国では、PlayStation プラットフォームが『Black Ops 6』の発売月における定価販売全体の 82% を占めるという驚異的な数字を達成しました。
それを相殺するように、その月の US のビデオゲーム・サブスクリプション支出全体は前年比でわずか 16% の増加にとどまりました。
アナリスト会社 Aldora の創設者 Joost Van Dreunen 氏はこう述べています。
「Game Pass は、Activision 買収後に Microsoft が期待した爆発的な成長をもたらしておらず、同社はインフラコストが価格モデルと一致していないことに気づきました」
今週初めに報じられたように、Game Pass Ultimate の月額料金は $29.99 に変更されます。この契約は、MS のサブスクリプションの中で唯一、発売当日にカタログにゲームが引き続き含まれます。
特典内容は異なりますが、Sony の最も高価なサブスクリプションである PS Plus Premium は月額わずか $17.99 です。
PlayStation は、定価のファーストパーティゲームをサブスクリプションの一部として無料で提供することは、単に持続不可能であると繰り返し主張してきたことは評価に値します。この発言は時折批判されたわけですが、その後、同社の見解は正当であることが証明されました。
MS は、2024年に3,400万人のアクティブ加入者数を発表して以来、Game Pass に関する最新の数字を提供していません。注目すべきは、サービスを大幅に強化するために、Xbox Live を Game Pass にリブランドしたことです。
こうした状況にもかかわらず、「東京ゲームショウ」で講演した Xbox の Sara Bond 氏は、同サービスは利益を生んでいると改めて主張しました。その主張を裏付ける数字としては $50億 の収益のみを挙げています。これは、今週の値上げに発表に先立つものです。
巨大 IT 企業が前例のない約 $700億 で Activisiton Blizzard 社を買収して以来、Xbox 部門の収益性向上を求める親会社の上層部からの圧力が高まっているようで、その影響の実態が徐々に見え始めています。
いずれにせよ、大ヒットシリーズ最新作の発売を前にしてサブスクリプションの改訂は必然でしょう。