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[ビジネス]ゲームサブスクリプションによる「デフレ」 開発会社社長が言及

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

取り分け、Day One に関して
「コンテンツの価値が下がった」


Sammy Barker 2025.6.12 Thu 18:00



Image: Push Square

 

 『Revenge of the Savage Planet』は発売初日から Xbox Game Pass に登場しましたが、Raccoon Logic の社長 Alex Hutchinson 氏は、開発会社はこうした契約に応じるべきではないと述べています。

 

 Gamer Social Club によるインタビューで、彼は本作の売上は「好調」だが、その「トラフィック」の大部分は Microsoft のサブスクリプションによるものだと認めました。業界がこのような発売当日の提供を続ければ、業界全体の「価値が下がる」だろうと彼は述べた。

 

 Hutchinson 氏は続けて、当初はプラットフォーム保有社との契約を、さらなる露出で DLC の売上が伸びることを期待して結んだと述べた。しかし、それは現実にはなりませんでした。

 

「まだそういう状況は見ていません。少なくとも今のところは」
 と、彼は認めた。
「コンテンツの価値が下がり、人々がお金を払いたがらなくなっているのを目の当たりにしてきました。長期的には、ゲームの制作本数が減り、多くのスタジオが倒産することになる可能性が高いでしょう」

 

 同氏は、いくぶん独善的かもしれませんが、「ゲーム業界全体が、ゲームを発売から1年後以降にのみサブスクリプションサービスで配信することに合意すべきだ」と主張しました。彼はこの考えを、映画業界に例えています。映画は通常、劇場で公開され、最終的には Blu-ray やストリーミング・プラットフォームで配信されます。

 

 当然、Raccoon Logic が自社のゲームを Xbox Game Pass に導入したことで前払い金を受け取ったということです。注目すべきは、Hutchinson 氏は、支払額は以前ほど大きくはないと示唆したことです。

 

 もちろん、Sony はこれまで自社のゲームを PS Plus で提供することに消極的でした。
 同社は、この世代の初めからずっと、競合する MS のビジネスモデルを模倣するよう強い圧力を受けていました。しかし、彼らはその移行は持続不可能であると主張し、自らの主張を貫きました。

 

 Xbox は依然としてファーストパーティのゲームを XGP で発売日に配信することを選択していますが、サードパーティのパブリッシャという立場への移行も進めています。よって、現在では、同社は実質的に全カタログを PS5 で発売しており、多くのタイトルが発売日に購入可能となります。

 

 一方、合衆国での報道によれば、サブスクリプション部門は停滞しており、Microsoft は長い間会員総数に関する最新情報を提供していないといいます。

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ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる


 

管理人からひとこと

これに限らず、低価格ビジネスはある種の麻薬です。


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