[The Crew]購入者による訴訟 ゲームのサーバがオフラインになったことは「欺瞞」
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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長期にサービスを提供する必要がある、との主張
サーバを閉鎖することの自由
Sammy Barker 2025.4.10 Thu 17:00
Image: Push Square
弁護士は依頼人を窮地から救うために雇われるのは理解できますが、Ubisoft の法務チームによるこれらのコメントは、苦境に立たされているフランスのパブリッシャのイメージに良い影響を与えるものではないでしょう。
同社は現在、『The Crew』をめぐる訴訟で争っています。ご記憶の通り、このゲームは昨年オフラインとなり、購入者が所有していたこのレーシングゲームの複製は無価値となりました。
本作は動作にパブリッシャのサーバへの接続が必要だったため、現存する物理コピーは高価なコースタのような価値しか残っていません。デジタル版を購入された場合は、コーヒーカップを置くことすらできないため、さらに価値が下がってしまいます。
しかし、熱心な2人のプレイヤが、その決定をめぐって同社を訴えようとしています。そのために原告らは、UBI が永久にプレイできるものではなく、有効期限のある体験を売りつけることで彼らを欺いたことを証明しなければなりません。
しかし、同社の弁護士は反論し、プレイヤが「ゲームにおける無制限の所有権」を購入したと信じる理由はないと主張しました。
確かに、ソフトウェアのどこかにこのすべてを明らかにする小さな文字の記述があるはずです。もっとも、私たちは個人的に、サーバがオフラインになってもほとんどのゲームは何らかの形で動作すると予想しています。特にシングルプレイヤ用キャンペーンがあった件のゲームではそうでしょう。
実際、開発元の Ivory Tower は、『The Crew 2』と『The Crew: Motorfest』で同じ問題を回避するために、両方のタイトルをオフラインで完全にプレイできるようにするアップデートを提供することを約束しています。よって、ある意味ではこの点をある程度認めているように感じます。
原告らはその後、Ubisoft に対し、アクティベーションコードの有効期限が2099年まで切れないことを指摘する製品パッケージの写真を添えて反論し、この製品は「この期間中およびその後も長きにわたり」プレイ可能であるべきであったと主張しています。
被告は、今月末までに回答する必要があります。
コースタにすら使えないデジタルコピーは、無価値です。
それはさておき、これはオンライン接続必須のゲームにおける問題です。
サーバを有効にすれば、運営側に常に維持費が生じます。
ゲームが売れ続けていれば何ら負担にはなりませんが、実際にはそうではありません。
利用者は減り続けます。
一方で、ゲーム保存の観点からは残念です。