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[ビジネス]FF7 が PS1 に登場した経緯(Shawn Layden 氏は、ブランド黎明期を回顧する)

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

技術以外も貢献
酒場事業


Stephen Tailby 2024.12.4 Wed 10:00



 

 PlayStation は巨大なブランドであり、今日のゲーム業界では最も有名なものの1つですが、始まったばかりの頃は当然ながら状況は異なっていました。最近のインタビューで、Sony の元社員である Shawn Layden 氏は、チームがどのようにして PS1 向けに『Final Fantasy VII』を確保したかを明かしました。

 

 彼は思い起こします。PS がまだ初期段階だった頃のこと、そしてこの急成長中のプラットフォーム向けのゲームを作るために開発者たちを説得するために Sony Music が招聘されたことを。

 

「Sony がゲーム事業に参入することを決めたとき、自分たちには技術力とエンジニアがいることはわかっていました」
 と、Layden 氏は言います。
「しかし彼ら(営業相手であるゲーム会社)は『正直に言うと、あなた方は電子機器を売っている』と言いました。私たちは、エンターテインメントの DNA がなければ成功しないだろうとわかっていました」

 

 そのために、Sony Music が Sony Electronics チームに加わり、営業と顧客関係の経験を生かして、PS1 のためにゲームを発売するのを手伝いました。彼らの仕事のやり方は、コンソールで働いているきちんとしたエンジニアとはまったく異なりました。基本的には、彼らは、パブリッシャの人たちや開発者たちを飲みに連れて行き、新興のゲーム機用のタイトルを開発するよう説得することでした。

 

 Layden 氏によると、SM のチームは全員、二日酔いで遅く出社し、昼食の時間になると仕事に取り掛かるのです。
「ミュージックは営業、マーケティング、広告、パブリッシャ関係を担当していたので、日中は彼らに会うことはありませんでした」
 と、同氏は言います。
「だから、彼らはスクウェアの人たちと一緒に出かけて、明け方までウイスキィを飲み、ついに Final Fantasy VII を任天堂から PlayStation に引き込んだのでした」

 

 彼は、特にその契約の発表を「オーマイゴッド」(何ということだ)の瞬間だったと表現しました。また、「素晴らしい」音楽部門の人たちと「とにかく契約を成立させようとする粘り強さ」に彼は全幅の信頼を寄せていたのです。

 

 つまり、PlayStation はバーでの巧みな話術と、おそらくは大量のアルコールのおかげで、この重要な独占権を獲得したということです。

P


ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる


 

管理人からひとこと

ある意味、「政治的戦略」ですね。
このご時世では考えられないでしょうか?
現在の業界関係者は、そこまでお酒を飲む場を重んじていないでしょうか?


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