［The Sinking City］Steam で販売を続ける Nacon
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました（個人名は原文のままです）。
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Naconは、Frogwares が The Sinking City での「投資を妨害した」と非難
パブリッシャは、Steam 版に対する契約上の権利があり、
開発者は販売を阻害する理由がないと主張します
James Batchelor(UK Editor) Wednesday 3rd March 2021
Nacon と Frogwares の間の対立は続いています。
前者は、ゲームが再び Steam から削除されたため、『The Sinking City』の開発会社が「投資を妨害している」と主張しています。
今日の初めに、Frogwares がラブクラフトの探偵作品『The Sinking City』を Steam から引き抜くために DMCA 削除を発行し、ユーザに購入しないように促しました。その直後、販売用のバージョンが Frogwares によって作成されたものではないと主張したことが報告されました。
同スタジオは後に、ゲームのパブリッシャである Nacon が、Steam で販売するために別のストアフロントから『The Sinking City』の海賊行為したと非難しました。
Nacon は現在、独自の声明で返信し、これらを「不当な主張」であると宣言し、「契約上、Steam での『The Sinking City』ゲームの唯一の独占販売代理店」であると主張しています。
「Twitter を介してゲームコミュニティに Steam でゲームを購入しないように促すことで、Frogwares は再び（弊社による）ゲームへの投資を妨害している」
と同社は書いています。
昨年の法的紛争の始まりはこうです。
Frogwares が『The Sinking City』をすべての店舗から撤去し、Nacon の支払い逃れを非難しました。また、100万ユーロの使用料を保留したことと、ゲームの知的財産権を主張しました。
開発会社は、パブリッシャに対して法的措置を求めている間、Nacon がそれ以上のロイヤルティを獲得するのを防ぐために、ゲームの販売差し止めをせざるを得なかったと主張しました。
ただし、本日の声明では、Nacon はすべての賠償金を支払ったと主張しています。
（正確には）パブリッシャは、ロイヤルティ、ゲーム開発の資金調達、Steam 版の全額支払いを含め、Frogwares に€ 890万を支払ったと主張しています。
マーケティングコストを考慮に入れると、Nacon は『The Sinking City』に€ 1,000万以上を投資したと主張しています。
「今日、Frogwares が悪意を持って行動していない限り、Steam で Nacon がゲームを利用できるようにしない理由はありません」
とパブリッシャは書いています。
同社はまた、パリ控訴院が下した決定（Frogwares が契約を終了することは「明らかに違法」であると裁定した）を指摘し、これまでの紛争におけるすべての裁判所の決定は Nacon に有利であったと述べています。
昨年10月に戻って、スタジオが主張するように、裁判所は、Nacon が契約に違反したかどうかについて決定が下されるまで、この契約に影響を与えるさらなる行動を控えるように Frogwares に促しています。
この判決以降、Nacon は、Frogwares にゲームを Steam で再び利用できるようにするようにと依頼した主張しています。「繰り返し失敗して」いますが。
結局のところそうはいかず、契約の条項により、パブリッシャはゲームを適応させるためにサードパーティに頼るに至りました。
Steam の新しいバージョンは、「Frogwares が知的財産権の所有者であり、Frogwares が販売によって生成されたロイヤルティを受け取ることをまだ示している」と主張しています。
パブリッシャはまた、Frogwares が Nacon をパブリッシャとして言及せずに、『The Sinking City』を Steam に戻そうとしたと主張し、開発会社が必要に応じてゲームを Steam に戻すことができる証拠としてこれを指摘しています。
補足 DMCA（デジタルミレニアム著作権法）
1998年10月に制定・施行された連邦法。Digital Millennium Copyright Act の略です。
制定当初は特に、著作物の無断デジタル複製やインターネットを介した海賊版流通を取り締まることが目的でした。
過去記事参照
［The Sinking City］開発会社は、Steam 版を「購入しないように」と促します
ホラーよりも血みどろで。