[DualSense]アナログステックの「ドリフト」が訴訟問題に(合衆国)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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PS5 DualSense ドリフトが集団訴訟を誘発
コントローラに欠陥にクレーム
Sammy Barker Mon 2021.2.15 16:30
先週、DualSense のドリフトに関する大掛かりな Kotaku からのレポートがありました。
ドリフトとは、(ユーザが)パッドに触れていない状態でアナログスティックの動が検出されると発生します。これは、レーシングゲームや一人称シューティングゲームなど、正確な動きを必要とするタイトルでは非常に問題になる可能性があり、競合他社でも Nintendo Switch ハードウェアで大きな問題となっています。
上述のアンケートでは、約21%が、PlayStation 5 パッドでドリフトが発生したと回答しました。これは、明らかに小さい、非科学的なサンプルサイズから得られていますが、比較的高い数値です。
これらすべては、当然のことながら、米国の法律事務所がソニーに対して集団訴訟を起こすことで最高潮に達しました。
Games Radar によって見出され、報告された苦情は、ドリフトが「ゲームプレイを著しく妨害し、DualSense コントローラのコア機能を損なう」ため、「DualSense コントローラーには欠陥がある」と主張しています。
さらに、プラットフォーム所有者は、「オンラインの消費者の苦情(. . . 中略 . . . )および独自の発売前テストを通じて」この問題を「認識」していると付け加えています。
根本的な欠陥自体は問題がありますが、より大きな問題はソニーの対応に起因しているようです。一部の消費者は、問題が完全に却下されたと指摘し、他の消費者は、メーカがコントローラを修理に送る際に顧客に郵便料金を負担するよう要求していると述べています。
全体として、法律事務所は、「ドリフトの問題を原告が知ることができたなら、原告は最新世代コンソールの全額を支払うことを思いとどまらせた(購入することはなかった)」と主張し、原告への補償を要求しています。
ソニーは、当然のことながら、訴訟や DualSense ドリフトの問題についてはまだコメントしていません。この話が、Nintendo Switch のように勢いを増しているかどうかを確認するのは興味深いことです。
補足 サンプルサイズ
いわゆる母数。
一般的に、何かを分析する際の統計は、より多くから採取するのが、より正確とされています。なぜなら、少数ではデータに「偏り」が発生する可能性が高まるからです。
この度の、パンデミックに関する「陽性率」なども然り。
ああ、合衆国の日常^^;
おそらくは初期不良のことだとは思われますが。
ご存知のように、過去のコントローラにおいても、
長年の使用後では発生する可能性があります(経験済み)。
ちなみに、記事用の画像はソースとは別物を掲載しました。