[ビジネス]Squanch の CEO が辞任 共同創設者に引き継がれます
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
文中の英語(緑色のリンク)をクリックしても確認できます(↑で記事に戻る)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Squanch の CEO である Tanya Watson 氏が辞任
Trover Saves the Universe を開発したスタジオは、
チーフクリエイティブオフィサの Justin Roiland 氏が CEO の役割を引き継ぎます
Brendan Sinclair(North American Editor) Saturday 9th January 2021
Squanch Games の共同創設者 / CEO の Tanya Watson 氏は本日、スタジオでの役割を辞任すると発表しました。
Squanch の公式サイト上への投稿において、Watson 氏は、「VR 集中開発」からタイトルのより広範な(発売)予定一覧に移行しているスタジオは、2020年には「峠を越えた」と言い、今は「その次の方向に向かうための準備ができました」としています。
「パンデミックであろうとなかろうと、他の誰もしていないことを実行するのは常に難しいものです」
と氏は語っています。
「しかし、私たちは生き残っているだけでなく、繁栄していると言っても過言ではありません。私たちはパンデミック当初、すべての企業の中で非常に懸念していました。
しかし、2020年に得られた1つの良い点は、Squanch Games のこれまでで最も成功した年であることが証明されたことです」
Watson 氏は、スタジオのアドバイザであり友人であり続けると述べていますが、(開発会社として)「次に何をするかの準備はできています」としています。
Squanch における彼女の共同創設者であり、最高クリエイティブ責任者の Justin Roiland 氏は、来月から CEO の職務を引き継ぎます。
Watson、Roiland 両氏は2016年に Squanch を設立しました。
それ以前、彼らは、Epic Games と Microsoft Game Studios で、それぞれエグゼクティブプロデューサとソフトウェア開発エンジニアを務めていました。
補足 カタカナ表記
補足 Squanch Games
2016年8月に設立されたビデオゲームスタジオ。当初は Squanchtendo でした。
2017年12月、現在の「Squanch Games」に改名。
なお、CEO を引き継ぐ Justin Roiland 氏は、非常に他分野で創作活動をされています。
以下は、直近の作品ですが、Trover 役として出演されています。
Trover Saves the Universe | Release Date Trailer | PS4(2019/03/26)
補足 峠を越えた
英語では、turn the corner です。言葉の違いは興味深いですね。
まあ、日本語で「角を曲がる」と用いないわけではないのですが。
全てを語られることはないでしょうが、大きな困難に直面されたことと想像します。
投稿にあるように、企業経営であれ、未知の開発であれ。