[販売データ]2020年11月のゲームにおけるオンライン支出(世界)
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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デジタルゲームは11月に史上最高の収益月を迎えました
SuperData によるとデジタル支出は世界全体で15%増加して115億ドル
PC では、Worldof Warcraft の新しい拡張により支出記録が増加しました
Rebekah Valentine(Senior Staff Writer) Monday 21st December 2020
デジタルゲームの支出は11月に月間新記録を樹立し、世界全体では、前年比15%増の$ 115億になりました。
Super Data によるデジタル支出の月次レポートによると、これはモバイル支出の9%の増加だけでなく、PC 支出の22%の増加にもよります。PC では、主に『World of Warcraft』の「Shadowlands」拡張の開始によって過去最高に到達しています。
コンソールの収益も今月は24%増加しましたが、新記録には至りませんでした。また、(世界的に)新世代コンソールの供給台数が限られていたため、新作ゲームの購入を希望する人が「一時停止」を余儀なくされ、支出が抑制された可能性があります。この傾向は当然、それらの人々が新しいハードウェアを手に入れるまで続くと考えられます。
ソフトウェアでは、『World of Warcraft』が PC 部門で1位に上昇しました。10月は5位でしたが、新しい「Shadowlands」の拡張によって再び上昇しました。
このゲームの月間収益は2008年以来最高となり、プレイヤ数は2010年以来最高です。また、「Battle for Azeroth」の発売と比較して収益は50%増加、プレイヤ数は34%増加しています。
『Assassin’s Creed Valhalla』も好調で、170万本のダウンロード販売があり、デビュー月に8位に達しました。これは、(前作である)『Odyssey』の発売時よりも50%多くなっています。
結果的に、『Valorant』をトップ10から押し出したことになります。
ただし、全体の収益が23%増加したにもかかわらず、ゲーム内の収益は前作から62%減少しました。これは、発売時に販売された有料エクスペリエンスブースターが不足していたためと考えられます。
コンソールでは、『Call of Duty: Black Ops Cold War』が1位でデビューし、発売月に570万本のダウンロードを販売しました。これは、かつての記録保持者である『Black Ops 4』の発売月と比較して7%増加しています。
さらに、『Modern Warfare』(コンソール9位 / PC 10位)には、11月の『Cold War』の2.7倍のプレイヤがいました。これは、主に『Warzone』のおかげです。
トップ10への入賞こそありませんでしたが、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』は11月に663,000本を販売しました( PS4 / PS5 版合算)。ただ、最初の『Marvel’s Spider-Man』(2018年)の発売月における220万というデジタル販売数には届きませんでした。これはおそらくスピンアウト作品だからです。(特にファンからは)完全な続編が求められているようです。
また、トップ10とは直接関係ありませんが、11月の MAU(月間アクティブプレイヤ)は約5億でした。が、収益化がかなり低い(無課金者が多い)ため、大きな数字とは言い切れません。
モバイルでは、『原神』が先月の2位から6位に下がり、『Free Fire』が1位の『ポケモン Go』に取って代わりました。
コンソールだと、スポーツは強いですね。『Tony hawk's』も。
相変わらず、べらぼうな数字で^^;