[販売データ]10月のデジタルゲーム支出
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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原神が10月のデジタルゲーム支出をリード
Superdata によると、市場全体では月間支出が14%増加して$ 106億に到達
そのなかで、マルチプラットフォームの基本無料プレイゲームの売上高が最も高いとのことです。
Brendan Sinclair(North American Editor) Friday 20th November 2020
追跡会社 Superdata からの最新の月次デジタル支出レポートによると、中国の開発会社 MiHoYo による『原神』(Genshin Impact)は、先月、他のどのゲームよりも多くのデジタル収益を生み出しました。
『原神』は、
- モバイル収益チャート 2位
- コンソールチャート 9位
- PC トップ10外
にランクされました。基本的には、プラットフォーム全体での相対的な人気があります。『League of Legends』、『NBA 2K21』、『ポケモン Go』などの、このカテゴリィの常連かつ牽引役を上回りました。
Superdata によると、まず全体として、10月のデジタル支出は$ 106億(前年比14%増)でした。
また、コンソールの支出は最大の急増を見せ、2019年のこの月の合計が『Call of Duty: Modern Warfare』の発売を特徴としているにもかかわらず、前年比で18%増加しました(今年の年次フランチャイズの反復的タイトルは、これまで通例だった11月のリリースウィンドウに戻りました)。
モバイルでのデジタル支出は前年比で15%増加しましたが、PC は10%増加に止まりました。
注目すべき新作には『Watch Dogs: Legion』が含まれます。Superdata は、このタイトルがダウンロード販売において190万本を売り上げたと語っています。
『FIFA 21』の販売台数は、前年(前作)の120万本から150万本に増加しました。
『クラッシュバンディクー 4 とんでもマルチバース』は、402,000本を販売しました。
過去の作品では、2017年の3部作(廉価版)『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』は520,000本が売れ、昨年の『クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!』は552,000部を販売しました。
手頃な価格の『StarWars: Squadrons』は、10月にデジタルで110万本を売り上げました。
最後に、Superdataは、
- Xbox Game Pass
- PlayStation Now
- EA Play
の3つのゲームサブスクリプションサービスのパフォーマンスに関するレポートを開始すると発表しました。3つ総計ですが、収益は前年比142%増加し、加入者数は113%増加しました。同社によると、これらの増加のほとんどは Game Pass が占めます。
補足 デジタル収益
ゲーム本体の販売、および課金(マイクロトランザクション)の合計です。
当然、基本無料ゲームは、課金のみが集計されます。
というわけで、やはり時代を反映しているようです。
また英国とフランスは、現在ロックダウンの影響を再び受けているので、
11月のデータがどうであるかは興味深いです。