[Marvel’s Spider-Man: Remastered]クリエイティブディレクタからのメッセージ
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Spider-Man のクリエイティブディレクタが、
PS5 のリマスタへの批判が一線を越えたことを機に敬意を表すよう呼びかけます
Web で捉える
Sammy Barker Sat 2020.10.3 23:15
今年本当に頻発しているように感じますが、ネット上での(ゲームや開発会社への)批判が行き過ぎていることから、(それらに対抗する形で)著名なビデオゲーム開発者が敬意を表しています。
『Marvel’s Spider-Man』(2018)のクリエイティブディレクタである Bryan Intihar 氏は、タイトルのコミュニティでより寛大になることを求めました。これは、PlayStation 5 に登場予定のリマスタ作品でピーター・パーカーの顔モデルの刷新(キャストの交代)を図ったことに対して脅迫的なメッセージを受け取っての反応です。
彼のメッセージは、完全に以下に埋め込まれています。
To our Spidey fans: I totally appreciate your passion, but sending me threatening notes that you will “HUNT YOU DOWN AND WE WILL FIND YOU! YOU FIX THIS NOW!” isn’t cool. With what’s happening in today’s world, let’s be a force for good and be respectful of each other. Thank you.
— Bryan Intihar (@bryanintihar) October 3, 2020
ニュースをまだご存知ない方のために、2つの異なるピーター・パーカーの顔モデルを比較を以下に掲載しておきます。
今年の上半期ですが、『The Last of Us Part II』が震源地となり、Naughty Dog の副社長である Neil Druckmann 氏が反発の矢面に立たされました。PlayStation の主要な独占タイトルが極端な批判を受けたのはこれが初めてではありません。
(ファンによる)批判のための狂乱はひどいものだったので、カリフォルニアの開発会社は声明を発表せざるを得ませんでした。
これは、2020年にオンラインでの(不特定多数による)談話が(誹謗中傷を伴い爆発的に拡大することが)いかに有毒であるかを思い起こさせるもう一つの不幸なことであり、比較的些細な創造的決定が不均衡な程度の怒り(不満)を引き付けています。
建設的な批判は良いことであり、私たち全員が意見を表明する権利がありますが、個人的な侮辱、攻撃、脅迫は決して許されません。
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Bryan Intihar | ブライアン・インティハール |
過去記事参照
[Marvel's Spider-Man: Remastered]新生ギャラリィ
補足 メッセージ
スパイディのファンの皆様へ
皆様の熱意には感謝します。
しかし、「お前を見つけ出し捕らえてやる。今すぐ(ピーター・パーカーを)修正せよ」との脅迫的メモを送るつけるのはいただけません。
今日世界で起こっていることの全てに言えることですが、良きことのために力を使いましょう。そして、お互いに敬意を払いましょう。ありがとうございます。
蛇足 後記
ディレクタの投稿に泣きました。
賞賛より、批判の声のほうが大きくなりがちです。たとえ同数であっても。
心理学的に、「ケチをつけること」は快楽のようです。SNS は特に、そのブースタとして機能します。良くも悪くも。
PS 独占タイトルだけに、MS のユーザがふざけて参戦していないかしら。ちょっとだけ疑いました。
もう数年前ですが、『MHW』のキャラクタ嫌悪も常軌を逸していました。流石にメーカへの脅迫には至っていないと思いますが。
騒動の加わるのは、人によっては楽しいことなのかもしれません。ある種の非日常なので。しかし、狂人のふりをしていたら、本当に狂人になった、では笑えません。
『STAR WARS』には、「フォースとともに」という名台詞がありますが、もちろんそのフォースは真っ当の心と知性によって用いられるべきです。いうまでもなく。
なぜ人々は、喜ばなく、楽しまなくなったのかしら。ふぅ。
というわけで、「知性とともに」∠(`・ω・´)
「仮想」社会においてなお。