［Ubisoft］偉大なクリーエータの退社　Michel Ancel 氏はゲーム業界を離れます

09/20/2020

GamesIndustry の記事を翻訳いたしました（個人名・企業名は原文のままです）。
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Micel Ancel 氏、ゲーム開発を離れる
Rayman と Beyond Good＆Evil のクリエータは、
代わりに野生生物保護区プロジェクトに焦点を当てます

James Batchelor(UK Editor) Friday 18th September 2020

最初の記事:　著名なゲーム開発者である Michel Ancel 氏が業界を去ります。

　彼は、Instagram を介して Ubisoft を辞任したことを発表しました。Ancel 氏は、
「ビデオゲームに取り組むのをやめ、私の2番目の情熱であるワイルドライフに完全に集中する」
　と述べました。

　詳細は明らかにしていませんが、この開発者は、教育専用の野生生物保護区で働くことになると語っています。

　Ancel 氏は、1995年の『Rayman』ランチャイズのクリエータとしてだけでなく、『Rabbid』のスピンオフシリーズや2003年のカルトヒット『Beyond Good&Evil』としても知られています。彼はゲーム制作に30年以上携わってきたことになります。

　Ancel 氏は、彼が取り組んでいるプロジェクト（『Beyond Good＆Evil 2』とオープンワールドサバイバルゲーム『Wild』）の両方（の開発）が良好な状態にあり、数か月間直接関与していないことを公表しました。

「今から何ヵ月もの間、チームは自律的であり、プロジェクトは非常に順調に進んでいます」
　と彼は言っています。
「素晴らしいものがすぐに見られます」

　『Beyond Good＆Evil 2』のシニアプロデューサ、Guillaume Brunier 氏が Ubisoft の Web サイトにアップデートを投稿し、 Ancel 氏がしばらくプロジェクトから切り離され、残りのチームは「彼が作成に助力した堅実な創造的基盤の上に懸命に取り組んでいる」と繰り返し述べています。

　Brunier 氏によると、このプロジェクトは、以前の E3 イベントで見られた技術デモによる約束に基づいて構築された「重要な内部のマイルストーン」をちょうど通過しました。

　Ubisoft Montpellier はまた、プロジェクトのためにより多くの人を雇い、パートナスタジオとして Ubisoft Paris を持ち込んでいます。

　ゲームは、「来年のいつか」に実際に見られることが期待されています。
　これは、従来の E3 ショーケースに取って代わるイベントとしてパブリッシャが（独自に）開催した2度のオンラインイベント「Ubisoft Forward」にはありませんでした。

　一方、『Wild』は2014年に Gamescom で PS4 限定として発表されましたが、それ以来、ゲームはほとんど見られません。

更新:　Ubisoft は GamesIndustry.biz に声明を発表し、Ancel 氏の辞任についてコメントしています。

「今日 Ubisoft は、Michel Ancel が30年以上にわたる卓越したキャリアの後にビデオゲーム業界を去ることを選択したことを発表しました。
　自然愛好家である Michel は、野生生物の保護に特化した個人プロジェクトに長い間取り組んでいます。フランスのモンペリエ地域にある野生生物保護区であるこのプロジェクトは、現在拡大中です。
　彼はこの長年の情熱に全力を注ぎたいと考えています。

「Michel は Ubisoft の一員として、『Rayman』、『Raving Rabbids』、『Beyond Good and Evil』を含むビデオゲーム業界で最も愛されているフランチャイズの起点にあります。
　その2番目の作品である『Beyond Good and Evil 2』は現在開発中です。Ubisoft　Montpellier のチームは現在、Michel が掲げたビジョンに沿って、制作の主な段階に焦点を当てています。
　今後数か月で、ファンのコミュニティと共有する必要があります」

「私は、Micel がキャリアの中で Ubisoft にもたらした信じられないほどの創造的なビジョンに感謝し、彼がこの新しい仕事に最善を尽くすことを願っています」

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補足カタカナ表記