[Control] PS5 アップグレード問題
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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Control の PS5 アップグレードスキャンダルを説明する 505 Games の試み
それはすべて現金に帰着します
Sammy Barker
『Control』のパブリッシャ 505 Games は先週、TPS の新しい『Ultimate Edition』の所有者のみが無料で PlayStation 5 版にアップグレードできることを明らかにし、(特に購入者に)論争を引き起こしました。
オリジナル(通常版)を所有している場合は、シーズンパスを持っているかどうかに関係なく、運が悪かったことになります。
激しい反発を受けて、組織はその決定を説明しようとしました。
「私たちが提供しているアップグレードパスは、同じバージョンのゲームからアップグレードする場合にのみ可能です」
と声明にあります。
「次世代プラットフォームの『Control Ultimate Edition』でのみ追加開発を行っているため、残念ながら既存のすべての『Control』のプレイヤにアップグレードパスを提供することはできません。
これにより多くのプレイヤが混乱する可能性があることは理解していますが、新しいプラットフォームで拡張された『Control』(2019年版)を引き続きプレイできます」
なお、元のバージョンは PS5 下位互換性を使用して引き続き(アップグレードされないソフトを)プレイできるとパブリッシャは指摘しています。
明らかに、『Ultimate Edition』の一部として提供されるアップグレードの恩恵を得ることはありません。
505 Games の問題は、それが決定をどのように説明しようとしても、煎じ詰めれば、「私たちはより多くのお金が欲しい」と述べるにとどまります。
また、開発会社の Remedy が PS5 でのエクスペリエンスを向上させるために追加の作業を投資しているという事実に感謝しますが、実際には、所有しているゲームのバージョンに関係なく、他の会社が無料の PS4 から PS5 へのアップグレードを提供しています。
結果的には、アプローチを変更しない限り、(ユーザからの)印象が悪くなります。
補足 505 Games の問題
以下は参考までに、お金を話を。
制作が発表されたのは2017年5月です。
この際、パブリッシャである 505 Games は、『Control』に対して€ 775万を提供したことを公表しています。この資金は開発とマーケティングの支援のために充てられました。
なお、『Control』の IP 自体は開発会社の Remedy が所有しています。
また、Windows 版は、発売時に Epic Games のみでの独占販売となりました。
この条件のために Epic Games は Digital Bros(505 Games の親会社)に€ 945万を支払ったとされています。
なお、『Control Ultimate Edition』は Steam でも発売されました。
開発期間は概ね3年で、費用は推定€ 3,000万とされています。
補足 煎じ詰めれば
原文には、it ultimately boils down . . . とあります。
boils down は、(液体が)煮詰まる、を意味します。
煎じ詰めれば、言葉の表現は興味深いですね。さて、どちらが「先」なのか。
AAA は業界発展の原動力とも言えますが、同時に巨額の開発費問題も引き起こしています。
次世代でも頭痛の種となりうるでしょうか( ´・ω・`)
市場(消費者)は今後も拡大するとは考えられますが。