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[トピック](台湾)小さな PS4 コントローラは実用的です

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

この驚くべき PS4 コントローラのキーホルダで、
台湾の公共交通機関の料金を支払いができます

電車ゲーム


Fang Miao Fri 2020.6.19 16:15



 

 あなたは公共の交通機関を利用する際、PlayStation のことについて考えずにはおれない「強迫的なプレイヤ」ですか?
 画面の前から離れても、無意識のうちに存在しない四角ボタンを指で押していることに気づいたことはありますか?
 台湾では、そんなあなたの「離脱症状」を緩和する何かがあるかもしれません。そしてそれは PS Vita ではありません。

 

 非接触型スマートカード会社である EasyCard Corporation は、ソニーから独占的な認可を得て、DualShock 4 をベースにしたキーホルダくらいの大きさのスマートカード(IC カード)を作成しています。
 (上の画像にある)DS4 のミニチュアは、バス、鉄道、地下鉄などの公共交通機関サービスの運賃支払いの統合に RFID テクノロジィを採用しています。 この台北の EasyCard は、ロンドンで利用されている Oyster Card と非常によく似ています。
 さらに、レストラン、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ショッピングモール、およびさまざまな種類の小売店に非接触型決済方法を提供します。

 


 

 DualShock 4 をテーマにした EasyCard は、ボタンと LED ライトパネルが実際のコントローラと同じように、非常にリアルに見えます。決済が成功すると青色のライトが点滅し、端末で現金をチャージすると白色のライトが点滅します。
 ただし、DS4 EasyCard はそれぞれ NTD $ 390(US $ 13)なので、驚くほど手頃な価格です。3月に、同社は需要を推し量るためために300個(通常のカードと同等なので、枚でもありますが)を提供し、大きな関心を引き起こしました。
  そためオンラインでの転売価格は定価の7倍以上となりました。

 

 巧みに作られたこの製品は、複雑な細部を組み立てるに複雑な製造プロセスと大量の手作業を必要とします。メーカの生産能力を考慮して、同社は限られた期間で予約注文システムを提供しており、(初期生産に続いて)最大で28,000個のを生産する予定でした。

 

 しかし、PlayStation の熱狂的なファンからの急増する需要に応え、また転売を防ぐために、EasyCard Corporation は予約数の上限を上げました。注文は、7日以内に480,000個に達しました。
 同社は、これらの注文は2021年7月までに(順次)発送できるようになると発表しています。

 

 製品を手にするまで長い期間待たされますが、通勤中など、スターバックスで朝のコーヒーを待っている間に小さな PlayStation コントローラを手で撫で回すのは素晴らしいです。
 そして、この製品の成功を考えると、ソニーが次の PlayStation 5 への関心を高めるために DualSense モデルのライセンスを供与しても驚くことはありません。

P


ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 EasyCard Corporation

 台湾にある、電子決済サービス会社。
 いわゆる、交通系 IC カードを発行し、決済サービスを行っています。地下鉄、鉄道、バス、タクシー、駐車・駐輪場等で利用が可能です。

 2000年に設立。当初は「台北智慧卡票證股份有限公司」(台北スマートカード株式会社)でした。
 2002年6月、サービス開始。
 EasyCard Corporation が発行するカードは、現地では、悠遊卡(悠遊カード)として知られています。以下はベーシックなカードの一つです。

 

(´ω`*)

 

 2008年、現在の「EasyCard Corporation」に社名変更。
 2010年4月1日以降は、小売店等でも利用が可能になりました。
 なお、2016年4月までに、同社は6000万枚以上のカードを発行しています。

 また、チャージ専用の端末は「加値機」という名前です(合理的な名称です)。

 


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補足 RFID(radio frequency identifier)

 ID 情報を埋め込んだ RF タグで、無線通信により情報をやりとりするカード等、および技術全般を指します。この通信には、電磁界や電波が用いられます。

 RFID には様々な規格がありますが、ご存知のように、日本ではソニーが開発した FeliCa(フェリカ)が最も普及しています。
 なお、日本で初となる IC カード乗車券「Suica」が登場したのが2001年11月のことです。当然、Suica にも FeliCa が採用されています。

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補足 転売価格

 英語では、このような行為を行う人を scalper (スカルパー)と言います。
 本来は、証券取引市場における不正操作、詐欺的行為を行う者を指します。
 それにしても、まあ、どこの国でも. . .

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蛇足 後記

 ちょっと買いに行ってきますwwww
 手作業素晴らしい。もっとずっと高くてもいいですよ。
 と思ったのですが、いわゆる電子マネー決済のプラットフォームなので安くできるのか。
 どうか日本でも. . .  ああ無理か。
 モバイル用の何らかのソフトではいけません。
 こういうものは「物理」出ないとダメです。ダメです。
 これの素晴らしいところは、リングがあるのでストラップをつければ、バッグ等から簡単に取り出せるところです。また、落下・紛失の可能性はほぼなくなります。
 カードよりもずっとかさばる、などと野暮なことは言わないように。


 

管理人からひとこと

台湾在住の記者による英語の記事のようなので、翻訳しやすかったです。


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