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[The Last of Us]全ストーリィ解説 プロローグ(1/8)

 

Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
 訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。


 

特集: The Last of Us  全編まとめ
ジョエルとエリーのこれまでの話(1/8)


Stephen Tailby Sun 2020.5.17 11:00


まだ、目次をご覧になってない方は、先にそちらをどうぞ。



プロローグ

 『The Last of Us』のプロローグでは、テキサス州オースティンに住んでいるジョエルとその娘サラを紹介します。
 ある日、ジョエルは夜遅く帰宅します。サラは父に、誕生日プレゼントを手渡そうと待っています。娘からのプレゼントに驚くジョエル。その後、2人は冗談を言って、サラが寝入るまで一緒にテレビを見ます。

 

 サラは電話の着信音で目を覚まします。
 かけてきたのは、叔父のトミー(ジョエルの弟)です。彼は、緊急にジョエルと話をする必要があると彼女に伝えますが、すぐに通話は切れてしまいます。サラは家の中で父親を探しますが、彼の気配はありません。窓の外、ビル街の方で爆発音が聞こえ、建物から炎が上がっているようです。また、パトカーのサイレンも聞こえます。
 階下にも誰もいません。キッチンには、ジョエルのスマートフォンが置いたままになっています。そこにもトミーからの着信履歴が表示されています。また、冷蔵庫の扉にジョエルからのメモが残されています。
 やがて父が戻ってきます。ジョエルは慌てた様子で、サラに出発の準備をするように言います。
 そこへ、突然何者かがけたたましく侵入してきます。ジョエルは迷わず「それ」を撃ちます。襲いかかってきたのは隣人のトミーでした。サラは、はっきりと認識します。
 驚愕するサラに、ジョエルは「大変なことが起こっている」と言い聞かせ、それ以上言及しません。

 

 直後、トミーが車でやってきます。親子はその車に乗り込み、3人で街の中を走行します。カーラジオから「異変」についてのニュースが流れてきます。
 人々が変異した冬虫夏草菌に感染していることが判明します。それは人の脳を制御し、人類を意思と生命のない保菌者に変えます。最終的に、真菌は感染した人の頭と顔から芽を出します。

 

 パニックに陥る街。大勢の人々が逃げ惑い、あちらこちらで火災も発生しています。
 安全な道を探しますが、彼らは別の車に衝突され、徒歩で逃げること余儀なくされます。衝突の衝撃で、サラは足を骨折したためジョエルが抱えます。代わりにトミーが銃を持ちます。途中、トミーは襲いかかってくる複数の感染者をドアで押しとどめ、ジョエルとサラに、ハイウェイの方に行くよう言います。
 街の中の動乱から逃れた彼らの前に、今度は軍の兵士が銃を構えて立ちふさがります。
 兵士は、ジョエルの「自分たちは感染していない」という言葉に一度は耳を傾けますが、無線での指示により親子に発砲します。そのはずみで斜面を転がり落ちるジョエル。そこへ兵士がとどめを刺しに来ます。
 危機を救ったのはトミーでした。後から駆けつけてきて、兵士の死角から彼を射殺します。ジョエルは助かりました。が、遅過ぎました。
 銃弾が腹部に命中したサラは、父親の腕の中で息を引き取ります。

 

次の「20年後... 夏」(2/8)を読む


P


ついでに、「管理人からひとこと」を読んでみる



 

補足 帰宅

 スマートフォンで、仕事の話をしています。
 どうやら「上司」についてのようです。

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補足 プレゼント

 その後ジョエルは、サラからもらった腕時計をずっと「使い」続けます。

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補足 爆発

 つけっぱなしになったテレビでも、異様な街の状況が生放送されています。が、途切れてしまいます。

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管理人からひとこと

以後、この作品のストーリィの根底に、
「娘のために生きる父」が描かれます。
・゚・(ノД`)・゚・。


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