[Sherlock Holmes Chapter One]トレーラ公開
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Sherlock Holmes: Chapter One
Frogwares による次世代機での探偵ゲーム
2021年の発売
Liam Croft Mon 2020.5.25 16:15
Sherlock Holmes: Chapter One – Exclusive Reveal Trailer(2020/05/25)
開発会社 Frogwares。
『The Sinking City』で独自の IP を作成した後、 シャーロック・ホームズをテーマとしたの新しいエントリで最高のパフォーマンスに戻ると発表しました。
それは『Sherlock Holmes: Chapter One』です。来年、PlayStation 5 と PlayStation 4 の両方に登場します。上の公開されたトレーラでチェックしてください。
GameSpot によるインタビューでスタジオは、今作が、
- Sherlock Holmes:Crimes and Punishments
- シャーロックホームズ 悪魔の娘
の2つの作品の前編であり、プレイヤが探索できるオープンワールドの都市をフィーチャしていると述べています。
「探偵としてのキャリアの初期に設定されたこのゲームです。
母親の死後、地中海の島の故郷に戻る21歳のシャーロック・ホームズとしてあなたをキャストします。島、家族の邸宅、そして謎めいた人物と再会。その後、仲間のジョナサン(間違いなくワトソンではありません)は、町にいくつかの秘密があることを発見します。そして、彼は(本格的な)探偵として開花する前ですが、優れた探偵スキルを駆使してより大きな陰謀を暴きます」
『第1章』は、実際にロンドンではない場所が舞台であり、ホームズというキャラクタ(作品)にとっては希少な設定です。謎を解くために自由なアプローチができます。また、The Mind Palace は、あなたが明らかにした手がかりを吟味するためにありますが、さまざまな秘密やイベントの起点でもあります。
戦闘はまた、『The Sinking City』で特に不評だった銃撃戦ではなく、直接的な戦いに重点が置かれます。
あなたは別のシャーロック・ホームズのタイトルに興味がありますか?
以下のコメント欄に虫眼鏡をご持参ください。
補足 Frogwares(フロッグ・ウェアーズ)
2000年設立。本社をキエフ(ウクライナ)、また子会社をダブリン(アイルランド)に置いています。
初となる作品は2002年の『Sherlock Holmes:The Mystery of the Mummy』。Viva Media との共同開発でした。
2009年には、Nintendo DS でも発売され、2013年までに約100万本を販売しました。
なお、 Wii 版の企画もありましたが、結局キャンセルされました。
主たる開発作品として以下の通り、シャーロック・ホームズシリーズを開発しています。
発売年 | タイトル | サブタイトル訳 |
---|---|---|
2002 | Sherlock Holmes: The Mystery of the Mummy | ミイラの謎 |
2004 | Sherlock Holmes: The Case of the Silver Earring | 銀のイヤリング事件 |
2007 | Sherlock Holmes: The Awakened | 目覚め |
2007 | Sherlock Holmes vs. Arsène Lupin | 対アルセーヌ・ルパン |
2009 | Sherlock Holmes vs. Jack the Ripper | 対ジャック・ザ・リッパー |
2012 | The Testament of Sherlock Holmes | シャーロックホームズの遺言 |
2014 | Sherlock Holmes: Crimes & Punishments | 罪と罰 |
2016 | Sherlock Holmes: The Devil’s Daughter | 悪魔の娘 |
過去に同社は、販売ライセンス契約会社との法的トラブルがありました。そのため、オンラインダウンロードプラットフォームで作品の販売が一時停止されました。
法的闘争は2019年秋に終結しました。よって、特に2020年より、「本業」への道筋ができました。
補足 Sherlock Holmes: Chapter One
『シャーロック・ホームズ 第1章』。現時点で、サブタイトルに相当するものは無いようです。
日本語版の発売は未詳ですが、PS4 用の『The Devil’s Daughter』(悪魔の娘)はかつてフリープレイで提供されました。
補足 都市
ソースでは city とあります。
インタビューでは、「島(の町)」が舞台とあります。
厳密にどれくらいの規模かは、現時点では明らかにされていません。
また、将来発売されるであろう「第2章」以降、都市が舞台になるかもしれません。
補足 The Mind Palace
マインドパレス。直訳すると、「精神の邸宅」。
Palace というと、たいてい宮殿や公邸を指すことが多いですが、「大豪邸」や「豪華な建物」という意味もあります。
仮に日本語版が発売されたとしても、マインドパレス、という表現になるでしょう。
当然ですが、来年以降も長らくは、PS4 と PS5 の両対応のソフトがほとんどだと考えられますね。
『悪魔の娘』は楽しめました。
古典的探偵に関しては、ドラマ版(英国制作)の『ポアロ』が好きです。