[カプコン]今年度の事業計画(決算報告より)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
カプコンは2021年4月までに複数の「メジャー」ゲームをリリースする予定
今会計年度の計画が明らかに
Liam Crof Tue 2020.5.12 11:15
カプコンは、PlayStation 4 世代の全体で力を発揮しています。
『Monster Hunter World』での記録的セールスを誇り、『バイオハザード7』と『バイオハザード RE:2』により、このフランチャイズ を活性化しています。
それは気分が良い話で、日本のパブリッシャは快進撃を止めるつもりはないようです。カプコンが新しい決算で明らかにしたところでは、2021年3月31日までに少なくとも1つ以上の「メジャー」ゲームをリリースすることを目指しています。
(正確には)合計で、13個の SKU をリリースする予定です。
これは、合計13ゲームをリリースするという意味ではなく、今後のタイトルの13の異なるバージョンをリリースするという意味です。たとえば、『バイオハザード RE:3』(20202年4月発売)は、PS4、Xbox One、PC 版があったので、3SKU でした。
広く噂されているものとして『バイオハザード8』は、カプコンからの供給される次の大きなゲームであるようです。現・次世代機タイトルになると想定されているため、これらは5つのプラットフォーム、つまり
- PlayStation 5
- PlayStation 4
- Xbox Series X
- Xbox One
- PC
をカバーする 5SKU の可能性が高いです。
これにより、他に5つの SKU が空いています。これは、カプコンが近い将来に向けてもう1つの大きなクロスジェネレーションゲームを並べていることを意味します。
どうなり得るか?
さて、日本のパブリッシャは、「メジャー」なゲームを、少なくとも『Monster Hunter World Iceborne』と同じくらい大きいものとして分類しています。
最近のデビルメイクライフランチャイズの Nintendo Switch への出力はカウントされません。推測(期待)される『バイオハザード4』のリメイクも今年度は行われないため、これは今のところ除外できる別のゲームです。
これは新しいストリートファイター作品に道を譲るでしょうか?
それとも、『デッドライジング』再起動?まさか、『パワーストーン』の復活?
以下のコメント欄で予測を共有してください。
過去記事参照
[カプコン]決算報告 2019年度は減収増益
補足 SKU(Stock Keeping Unit)
最小管理単位の略。
特定の商品(品目)のバリエーション(差異)を数値化して表します。小売業においてはとても重要です。
Tシャツを例に挙げましょう。
あるTシャツの色は一色しかないが、4つのサイズを展開している場合、これは、1アイテムで「4SKU」とします。
あるいは、同じTシャツで4色あるが、単一のサイズしかない場合、これも、「4SKU」という扱いになります。
というわけで、ゲームにおいては、同じタイトルを複数機種で発売する場合、少なくとも 2SKU 以上になります。
ただし、パッケージ版とダウンロード版は区別しません。
なお、英語では、SKU が2以上なら、複数形 SKUs という表記になります。ただし、訳文では s を省略しております。
補足 Nintendo Switch への出力
デビルメイクライ3 Special Edition(2020年2月20日)
蛇足 後記
『バイオハザード8』はあくまで噂の段階ですが、SKU の話からすると、かなり現実的なようにも思えてきます。この先2ヶ月くらいのオンラインイベントラッシュで、その真偽が明らかになると良いです。
もっとも、「既発のタイトルを次世代機に適応させる」ということも考慮すべきかもしれません。そうすると、2SKU は埋まります。
ただ、先日紹介した決算報告にある今年度(来年3月まで)の予想売上を見る限り、その可能性は低いように思われます。
企業の都合を考えると、eSports にも力を入れたいところかもしれません。
オンラインマルチで、本格的すぎないゲームという意味では、『パワーストーン』は面白いですが(大規模ではないでしょうが)。それなら、Switch もカバーできます。
もう一つは、まあ、気長に待ちましょう。
多分すぐw