[ベヨネッタ]リマスタ版 レビュー
PushSquare の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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ベヨネッタレビュー(PS4)
さあ踊りましょう
Liam Croft 2.18.2020 11:15pm
『ベヨネッタ』は PlayStation 3 において「災害」でした。
読み込み時間と頻繁なフレームレートの低下に悩まされ、このゲームが2010年に世界を席巻したとき、これは群を抜いて最悪のバージョンでした。それ以来、このフランチャイズはソニーのハードウェアから大きく隔たり、Nintendo Switch で開花します。シリーズの2作目と開発中の3作目は PlayStation 4 でリリースされる可能性はほとんどないため、(当時発売元であった)セガが最初の作品をリマスタすることを発表したのは嬉しい驚きでした。
そして、彼らは「汚名の原点」に戻って、ついに返上を果たのです。
『ベヨネッタ』は PS4 でプレイできるのは夢のようです。
実際、「記憶を失った魔女」にとって、以下に挙げるロード時間は事実上過去のものです。
- ステージがロードされるまでの30秒近くの待機
- ゲームプレイとカットシーンの間のイライラする10秒のロード
- さらにはメニューを呼び出すだけにも関わらず発生する厄介な遅延
全てなくなりました。
それらはすべて、コンボを試す十分な時間さえも与えないロード画面に置き換えられました。
私たちが待たなければならなかった最長の時間は、多分「2秒」だったでしょう。その時間は「待つ」という長さではありません。
そのため、プラチナゲームズの注目作は、プレイするのがはるかに楽しいタイトルになります。魅力的なカットシーンは、新たに導入されたボスがあなたの前に立ちはだかるにつれて、多くの人々の心に恐怖を吹き込むかもしれません。そしてすぐに、あなたはアクションに戻り、かつてないほど速くそれを征服することに気づくでしょう。
『ベヨネッタ』を初めて体験する人にとっては大したことではないように思えるかもしれませんが、PS3 版を知るファンにとっては驚嘆に値します。
前世代機でのリリースに起因するもう1つの致命的な欠陥は、最も不適切な時に変動する悲惨なフレームレートでした。これは Xbox 360 版の移植として完全に受け入れられない欠点で、おそらくリマスタに興味のあるかつてのプレイヤに戻ってきてもらうために、最も重要な側面となりました。
ありがたいことに、今回ばかりはセガがそれを正しました。ゲームは、PS4 Pro で毎秒60フレームの滑らかさで遅延なく実行され、ゲームプレイとカットシーン、いずれにおいても低下することはありません。ただ、紛らわしいことに、ダッシュボードに戻る際、クラッシュが1回発生しました。
全体として、『ベヨネッタ』は最終的に PlayStation コンソールで信頼性の高いスムーズなエクスペリエンスを実現します。
ただし、そのビジュアルはそれほど魅力的ではありません。ソニーのスーパーチャージシステムは、非常に茶色がかった泥だらけのアートスタイルをカバーするのに十分ではありませんが、4K出力をサポートします。
簡単に言えば、このゲームは2020年になっても非常に時代遅れに見えます。これは大きな欠点ではありません。また、プレイそのものにあまり影響を与えませんが、リマスタ版に視覚的な素晴らしさを期待しないでください。
PS4 のローンチタイトル『Killzone: Shadow』と『ナック』はこれほど良いものではありませんでした。
ただし、そのビジュアルはそれほど魅力的ではありません。ソニーのスーパーチャージシステムは、非常に茶色がかった泥だらけのアートスタイルをカバーするのに十分ではないことを除いて、4K出力をサポートします。
簡単に言えば、このゲームは2020年になっても非常に時代遅れに見えます。これは大きな欠点ではありません。また、プレイそのものにあまり影響を与えませんが、リマスタ版に視覚的な素晴らしさを期待しないでください。
PS4 のローンチタイトル『Killzone: Shadow』と『ナック』はこれほど良いものではありませんでした。
さて、実際、(発売から)10年後、当時と同じスタイルのハックとスラッシュアクションに戻ると、いくつかの問題が発生します。操作に関しては、右手が「燃えているように感じる」一方で、左手は(キャラクタを)動かす以上のことはしないスキームに慣れるのに非常に時間がかかります。
プレイすればコツをつかめますが、戦闘システムの複雑さと複雑なコンボを学ぶことに専念するなら、途中でつまづくことは間違いなくあります。
それでも、派手な敵の集団を撃破する一連の攻撃を成功させた時は、壮観な光景あります。魔法のゲージを満たし、トーチャーアタックを行うことは非常に満足のいくものであります。また、ウィッチタイムを発動させ、凶暴な敵の攻撃を跳ね返すのも然り。彼らはより深い苦境に追いやられていくことに気付く時間さえあるといえるでしょう。
それに慣れるには少し時間がかかりますが、それを言ってはお終いで、これはまだ『ベヨネッタ』なのです。独創的でまばゆいばかりの戦闘システムは、発売から10年経った今でもそれを維持していて、あなたの目の前に差し出されるのです。
結論
『ベヨネッタ』は視覚的な解像度が4Kに上がったにも関わらず、この部分はあまり注目されないかもしれません。が、このリマスタがゲームのロード時間とフレームレートに強化をもたらし、決定的な PlayStation でのリリースになります。
プラチナゲームズの名作とはいえ、もはやクラシックと言えるほど発売から時間が経ちましたが、驚異的で派手な戦闘システムと組み合わせて、(開発会社名同様)これまで以上に明るく輝きます。
高評価
- 非常に短いロード時間
- 信頼性の高い 60FPS
- 派手な戦闘システムが持ちこたえる
- トーチャーアタックとウィッチタイム
- 10年経った今もなお『ベヨネッタ』です
低い評価
- 非常に基本的なリマスタ
- 時代遅れのビジュアル
- 操作性は慣れるまでに時間がかかります
スコア 7 / 10
プラチナゲームは、当時も輝かしい仕事をしましたヽ(・∀・*)ノ
セガは、現在になってやっと最低限の仕事はしました。