［Ubisoft］第3四半期の業績
gamesindustry の記事を翻訳いたしました（個人名・企業名は原文のままです）。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
文中の英語（緑色のリンク）をクリックしても確認できます（↑で記事に戻る）。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Ubisoftの四半期収益は26％減少
ただ、第3四半期の予測は上回りました。
また、パブリッシャは来年度の集中的リリースを指摘しています。
Brendan Sinclair( North American Editor ) Thursday 6th February 2020
Ubisoft は、2月6日付けで第3四半期の業績を報告し、前年比での急激な売上減少を示しました。
ただ、昨年10月に3つの主要タイトルの発売を同時に延期した際の見通しよりは上回っています。
「現在の会計年度は当初の予想を大きく下回っています。理由は特に、第3四半期には、
- Rainbow Six Siege
- アサシンクリード オデッセイ
- The Crew 2
- Mario + Rabbids Kingdom（マリオ + ラビッツ キングダムバトル）
それぞれの続編を予定していましたが、すべて延期しました。
『Just Dance 2020』のリリースは、成長軌道に乗っています」
と、Ubisoft の CEO である Yves Guillemot 氏は、数字にとともに声明で述べました。
Guillemot 氏は、アクティブなプレイヤによる既存のコンソールと PC ゲームへの支出の指標が揺らぐことはないと強調しました。
ただし、以前公表した特定のユーザ指標、つまり『Rainbow Six Siege』の登録プレイヤ数5,500万人、はまだ到達されていません。目前のようではあります。
「私たちは、高ポテンシャルタイトルへの注力を強化するために、ここ数か月で組織構造を進化させました。2020年から21年に5つの新しい AAA ゲームをリリースするというアイデアに非常に興奮しています」
「競争環境は特に厳しいものに見えますが、これらのゲームの制作は順調に進んでおり、それぞれに際立った優れた機能が備わっています。また、『Roller Champions』のような、オンラインのプレイヤ同士の繋がりに特に焦点を当てた他の非常に革新的なタイトルもリリースします」
Ubisoft の第3四半期の販売は予測を上回りました。これは、以前発表した「通年の期待値」応えています。
なお、Ubisoft は第4四半期だけで、約$ 3億6,533万（€ 3億3,300万）のオンライン収入を予想してまが、この数字は前年比で50％の減少となります。
補足 カタカナ表記
| 原文 | カタカナ表記 | |
|---|---|---|
| Yves Guillemot | イヴ・ギレモット |
補足 四半期
補足 Just Dance 2020（ジャストダンス 2020）
ダンスリズムゲーム。
2019年11月5日発売。PC 以外のほぼ全てのプラットフォームで利用できます。
Wii 版もリリースされますが、その理由を Ubisoft は「Just Danceシリーズは（インストールベースの数値から）、かなり幅広い年齢層に利用されているため」としています。
以前、一部メディアが報じた「病院等のリハビリテーション施設で、患者用のプログラムとして利用されている」という説は否定しています。
なお、日本では2020年3月12日にリリースされる予定です。
補足 Roller Champions（ローラーチャンピオンズ）
3人称視点（TPS）でプレイされる、3対3の対戦型マルチプレイヤスポーツゲーム。
Windows 用として、2020年発売予定。
公式発表は E3 2019 でした。
Roller Champions: E3 2019 Official World Premiere Trailer | Ubisoft [NA]
ゴーストリコンは不評を買いましたが、それでも他が安定してこの売り上げ！