[販売データ]2019年12月の業界全体の売り上げ(ダウンロード版)
gamesindustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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レッド・デッド・レデンプション IIのダウンロード販売は、Steamでの発売により12月に倍増しました
SuperData によると、先月、西部劇を舞台にした Rockstar のゲームは
100万本のダウンロード版を販売しました
Rebekah Valentine(Staff Writer) Thursday 23rd January 2020
12月の(消費者の)デジタルゲームへの支出は過去最高の$98億で、前年同月比8%増でした。それは主にモバイルのおかげです。
SuperData によると、モバイル収益は前年同月比で28%の増加となりました。これにより、
- 家庭用ゲーム機(全体)での支出の大幅な減少(前年同月比25%減)
- PCでのわずかな減少(前年同月比4%減)
を相殺しました。
家庭用ゲーム機の減少は、ホリデーシーズンにリリースされたプレミアムタイトルが少なかったことが影響していると考えられます。また、1年前、2018年12月は『フォートナイト』が月間最高収入を上げたことも留意する必要があります。
ホリデーシーズンに多くの新しいプレミアムタイトルがなかったことは、PC、家庭用ゲーム機、およびモバイルで最も売れているタイトルがすべて、前月から比較的人気のある(よく知られた)タイトルであることを意味しました。
いくつかの注目すべき変化がモバイルで発生し、『クラッシュオブクラン』は過去最高の1位に上昇しました(先月は7位)。Supercell のタイトルは、12月に$1億5,820万をもたらしました。
家庭用ゲーム機では、『Call of Duty:Modern Warfare』は「ゲーム内でのプレイヤの支出」だけで$7870万あり、おかげでトップの座を獲得しました。このゲームでは、先月からマイクロトランザクションが利用できるようになっています(無料アップデートも行われました)。
比較として、昨年の『Call of Duty:Black Ops III』は、第1四半期中(1-3月期)にゲーム内支出により$9,290万の純益を上げました。
『Grand Theft Auto V』は、12月のコンソールランキングで4位に浮上しました(11月は7位でした)。このゲームは先月、Diamond Casino Heist のアップデートのおかげで$8,470万の収益がありました。
最後に、『レッド・デッド・レデンプション II』の PC 版が Steam で発売され、トップ10に圏内に入りました。ゲームの売り上げ全体に占めるダウンロード版の販売収益は、11月の40万6,000本から12月の100万本へ2倍以上増加しました。
以下は、2019年12月のプラットフォーム別デジタルセールスの最も売れているタイトルです。
訳者注 リストのタイトルの一部を色分けしました。
- 赤 注目タイトル
- 青 スポーツゲーム
- 黄 ロックスター
なお、家庭用ゲーム部門(CONSOLE)の第8位は『クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!』です。北米では2019年6月21日に発売されました。
プレーンのデータを見たい場合は、ソースの記事の一番下にあります。
なお、モバイルのゲームのタイトルの説明は割愛致します。
補足 SuperData Research(スーパーデータ・リサーチ)
SuperData Research は、ビデオゲームおよび eスポーツの分野での視聴習慣を調査・分析する会社です。
2018年9月、Nielsen Media Research(ニールセン・メディア・リサーチ、略称 : NMR)によって買収されました。
NMR 自体は、テレビを主とした様々な視聴者数の調査などを目的とする企業です。また、視聴率測定システムであるニールセン評価で最もよく知られています。
いろいろとすごい