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［Dying Light 2］記者による、2020年の最も期待されるゲーム［年末特集］
12/22/2019
GameSpot の記事を翻訳いたしました（個人名・企業名は原文のままです）。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
文中の英語（緑色のリンク）をクリックしても確認できます（↑で記事に戻る）。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Dying Light 2 2020年の Alessandro Fillari の最も期待されているゲーム
Dying Light 2 は、私が待ち望んでいたゾンビの黙示録ゲームのように見えます。
Alessandro Fillari on December 17, 2019 at 5:36PM PST
訳者注
記事の一部に『Dying Light』のエピローグのネタバレが含まれています。
前作を未プレイの方はこの記事を読まれないと思いますが、念の為。
今年が暮れてゆき、2020年は目前です。
GameSpot のスタッフに、新年に最も楽しみにしているゲームを共有するように依頼しました。新しいコンソールの話題がユーザから強い関心集めているのは事実です。しかし、一日の終わりにゲームをすることがすべてであり、今後、大いに期待できるエキサイティングなものがたくさん発売されます。
さて、Techland の『Dying Light』は、2015年のお気に入りのアクションゲームの1つです。
このスタジオはそれ以前に、オープンワールドのゾンビ黙示録ゲームである『Dead Island』をリリースしています。それを野心的にフォローアップしたのが『Dying Light』です。前作より現実的なテイクでした。
『Dying Light』は、大規模なオープンワールドゲームでした。そして、プレイヤが常に劣勢であり、日没後に外に滞在すると最悪の事態を招くよう設定されていました（ゾンビが凶暴化します）。また、アクションにおいては、高度なパルクールによる移動とさまざまなカスタム武器を使用する滑らかな近接戦闘の見事なミックスです。
一応、ゲームの結末にたどり着くことはできましたが、私はまだ広大なスペースを探索するのに十分なことができず、改めて、取り逃したアイテムや未解決の出会いを見つけようとしました。今後の続編で、Techland は物語の方向性について想像の余地を与えてくれました。リリースに向けて期待を高めるために。
驚くべきことに、『Dying Light 2』の舞台は、前作の DLC のフォローが終了してから20年後に設定されています。なぜ驚くかといえば、エピローグにおいて、元主人公のカイル・クレインが意図せずに世界中に病気を広めることで終わるているからです。信じられないほど暗い結末でしたが、続編がどこに向かってゆくのか興奮していたことは否定できません。
『Dying Light 2』では、現代の世界は過去のものです。資源の減少と、銃の顕著な不足により、ゾンビの黙示録が文明を暗黒時代に戻したように見えます。前作の5倍の大きさの1つの大都市を舞台に、新しいランナが都市を駆け抜けて同盟を結び、ライバルギャングと対決し、もちろん、感染者の大群と対決します。
これらはすべて標準的な続編のように聞こえますが、『Dying Light 2』で私が興奮しているのは、RPGのように適応型ストーリーテリングの要素も実装していることです。
この作品のクレジットに、物語デザイナとして Chris Avellone 氏の名前を見ました。彼は、RPGライタ兼脚本家で、過去には、Fallout シリーズや『Planescape：Torment』などの作品に関わっています。
E3 2019の期間中、私はゲーム内での選択から生じる可能性のある動的な変更のいくつかをチェックアウトしました。多くの重要な瞬間の1つで、1つの派に味方するか、別の派を裏切るかを選択できます。これを行うと、既存の関係が大幅に変更されるだけでなく、世界地図自体にも影響します。選択に基づいて、特定のエリアが完全に発見または破壊される場合があります。
すべての上に、建物や障害物、横断線をうまく利用した移動と近接戦闘に新たな焦点が置かれています。これには、さらに2つの連動する巧妙な新しいトリックが含まれています。『Dying Light 2』は、最初のゲームでの成功の上に構築されるだけでなく、いくつかのエキサイティングな方法で世界を盛り上げる続編になりつつあります。
私は、E3 2019でのショーに感銘を受けました。
ゲームの規模が開発時間の経過とともに徐々に拡大することは十分に考えられます。それでも私は、（ゲームをプレイできるようなった際には）ストーリーの行き先を掘り下げてゆきます。ストーリー全体を完全に見るためにいくつかのプレイスルーが必要であったとしても。
補足 カタカナ表記
補足 パルクール （parkour）
フランスの軍事訓練から発展して生まれた、走る・跳ぶ・登るといった移動所作に重点を置く、スポーツもしくは動作鍛錬。障害物があるコースを自分の身体能力だけで滑らかに素早く通り抜けるため、走る・跳ぶ・登るの基本に加えて、壁や地形を活かして飛び移る・飛び降りる・回転して受け身をとるといったダイナミックな動作も繰り返し行われます。
パルクールを一躍有名にしたのが、リュック・ベッソン監督による映画『YAMAKASI』です。また『TAXi2』などで取り上げられています。
補足 物語デザイナ（Narrarive designer）
ゲームにおいてはインタラクティブなストーリーテリンングが可能となっています。つまり、プレイヤの行動や、会話における選択によって物語の進行が分岐（変化）します。
このような、いわゆる一本道ではないストーリー展開においては、物語デザイナの役割が重要となります。複雑に分岐しうる作品の、全体の構造を整え、世界観の一貫性、整合性を保つのが物語デザイナです。
いわゆる脚本家とは異なります。
SEとプログラマの関係に例えればわかりやすいでしょうか。
補足 『Dying Light 2』の発売日
『Dying Light 2』は米アマゾンでは予約受付中とはなっています。
現時点での発売予定日は未定です（早くて来春という報道もありますが）。
文中の、「一日の終わりにゲームをすることがすべてであり. . . 」
名言です。
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Dying Light 2GameSpot, Techland
Posted by Yayoi_KISARAGI